NHKアーカイブス「女性が活躍できる社会へ」

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この番組のまとめ

役員に至っては僅か1%にとどまっています今日は 女性の社会進出が早くから進んだアメリカとスウェーデンを取材した番組をご覧頂きますここ アメリカ最大手の電信電話会社AT&Tは従業員28万人 その半数が女性。 一方で 同じ時期に 日本企業を取材した番組を見ると女性を補助的な役割に限定したいという本音が語られていました近い将来 人手不足が先ほどもありましたけど日本の女性の活躍は大変 後れてしまったというそういう状況だと思います。 ♪~アメリカ・ウェストポイントの陸軍士官学校で5月31日 卒業式が行われました。

ここ カリフォルニアは アメリカの中でも黒人 ヒスパニック アジア系など最後まで男の職場と思われてきた分野にまで進出しています。 バニーが 24時間勤務で丸一日いない時誰かが 子どもの世話をしなければならない事からバニーは 24時間の勤務中消火や救急活動など男性と全く同じ現場に出ます。 今まで男性ばかりだった消防士組合は女性を46%雇用するという市の協定の差し止めを要求しています。 今は 世界銀行に勤めていますが6年前 前の職場である大手会計事務所を相手取り昇進を巡る性差別の訴えを起こしました。

制度の上での男女平等が整備されている中で今 スウェーデンの女性が直面しているのは家庭の中での男女の役割の問題です。 グスタフが保育園に入れるまでの半年間育児休暇を取っていますが仕事先との連絡を最低限 絶やさないために週1回子どもを連れて出勤しています。 この制度は男女半々ずつ取るようにスウェーデンの夫たちはかつての女性たちと同じように今 育児と仕事の両立に直面しています。

それから アメリカに関してはやはり 平等という事に関してはそこから 平等を進めていくと能力 意欲のある女性たちが保育サービスですねここは 非常に充実をしていて先ほどのVTRのあとに制度化されています。 そして 男女が働き育児もするという事になるとやっぱり 働き方を変えなくちゃいけないのでそういう意味で労働時間のフレキシビリティーとかあと 働く場所在宅勤務などですね。

男女平等を訴える赤松さんに対し喜多村さんら 経営者側は女性は短期雇用男性は終身雇用というこれまでの仕組みを守り抜こうとしました。 経営者側と労働者側とを交えた審議会は 59回に及びました。 その過程で 経営者側は男女平等の条件として女性に与えられている保護を全て廃止し男性と全く同じ働き方をする事を強く求めてきました。 ある日の会合で 経営者側はこれに対し 労働者側は日本のいいところはね…いいところと言っていいのかどうかな。

ただ それが やはり 女性がじゃあ 男性並みに働かないといけないのかそういう女性が これまで昇進してきましたけれどもですから 社会全体として見るとやっぱり このシステム自体が相当 制度疲労といいますか転換しなくちゃならない時期に来ているという事なんだと思います。