この夏も台風次々にやって来まして大雨洪水被害を出していきました。 これらの台風では 24時間で気圧が一気に40ヘクトパスカル前後も下がる一方 台風8号は 発生直後にこの海域で 35ヘクトパスカル低下。 台風が急速強化した海では何が起きていたのか。 その雲を台風に発達させるのが地球上を 絶え間なく循環する大気の流れ 風です。 上空3,000mから投入された装置は台風の中心付近を漂いながら観測データを送り続けます。 注目しているのは 中心付近で生じる 強い上昇気流です。 台風の中心付近で強い上昇気流が多発。
この海域で 去年11月急速強化した台風がありました。 強い上昇気流によって 台風が一気に勢力を強める 急速強化。 でも 台風は 考えうるだけでどこまで強いものが出てくるんでしょうかね?観測では 870ヘクトパスカルという非常に強い台風が台風 強い 非常 猛烈 スーパー。 昨年 フィリピンに上陸しましたハイエンという台風30号がありましたけれどもこれは まさに急速強化を起こしてそして スーパー台風の状態でフィリピンに上陸した訳です。 急速強化によって895ヘクトパスカルにまで低下。
これは 温暖化で 海水温がどんどん上がってる訳ですからスーパー台風のようなものの発生はかなりの頻度になると言えますよね。 日本に近づいてくると以前では 海水温がだんだん低くなるので勢力も弱くなるし 気圧も高めになるというんですがそれが 0.7℃高くなるとなると相当 近くまで伊勢湾台風中学の時に 来たんですけどもあの伊勢湾台風も予報が遅れたっていうんで発生するという事は まれには起こると考えていいと思います。 そこに伊勢湾台風が発生した当時の気圧配置や風速など気象データを入力しました。