太陽を抱く月(10)「心揺さぶる文(ふみ)」

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この番組のまとめ

王様を害する邪気を 私めが防ぎましょう。 王様に恋文でも書いたのかのう?ご確認願おう。 「巫女は 人でなくとも 王様の民になりたいと望んでいます」。 王様が この中宮殿にお越しになられるとのお知らせでございます。 今 何と?王様が中宮殿に入られた?常に 王様のお体を案じてらっしゃる母上のお気持ちが 天に通じたのですよ。 王様のお体の事以外に何の心配事が ございましょう。 無礼を承知しつつ 王様のお体が心配で つい…。

回想名簿に 名も無いのに巫女をかたって 祭儀を行ったので 捕らえたんですよ。 芸妓じゃなく 巫女。 神母様が 引き取ってくれて今は 正真正銘の巫女。 心の声星宿庁でもないならどこに いるんだ?お嬢様。 間違った見方か?心からの諫言と恨みは無いが やはりとがめは したという事か?あの文面を そう感じるのは王様自身に原因があるのではないかと。 ハハッ つまり 余は 偏見が強く行間が読めぬ者ゆえ控えておるか!はい 王様何なりと お申しつけを。

回想余が そばに置けば 心まで開いたと思っているのか!王様のおそばでお守りしている時間のはず。 王命で来たのか? 友としてか?儀賓様に 明日 宮殿に参られよとの王命でございます。 回想なら 一緒に来ないか?俺が 王子の身分も 陽明君の位もすべて放り出そう。 陽明君様。 回想俺たちは 年々年を取っていくのに記憶にあるヨヌの姿は…変わらず 13歳だ。 回想それに お兄様一度 指した手は回想人の心も 同じではありませんか?抱いてしまった思いは簡単には 消せぬもの。