NHKスペシャル 巨大災害 第4集「火山大噴火 迫りくる地球規模の異変」

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この番組のまとめ

8月末から 噴火が始まったアイスランドの火山。 「巨大災害 MEGA DISASTER」。 今回のテーマは 「火山大噴火」です。 地下のマグマが引き起こす火山の噴火。 核の近くからホットプルームと呼ばれる高温のマントルがイエローストーンに上がってきています。 東京大学名誉教授 そして火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣さんと見ていきます。 日本の火山の場合はこれは どうなんですか?日本は ちょっと違うマグマの出来方をするんですね。

日本に火山が集中しているのは地下の独特な構造に秘密があります。 マグマが生まれているのは沈み込んだプレートの上地下100km付近。 日本ではプレートの動きによってマグマが作られ火山の下に上昇しているのです。 水が高温高圧下であると岩石の中の分子構造をバラバラにする。 日本の火山が比較的爆発的なのは作られる時に水が加わってますからマグマそのものの中に水が入っている訳ですね。 シナブン山の火砕流は 山頂から5km近く 流れ下り大きな被害を及ぼしています。

この形噴煙柱崩壊型火砕流というのは日本でも起こりうる可能性ってあるんですか?あります。 1977年の有珠山が噴火した時ですねあの時も噴煙柱崩壊型の火砕流が起こるんじゃないかといって心配したんですけれども幸いにして 大きなものが起こらなかったですね。 大正3年桜島で大噴火が起きました。 桜島の火山活動を研究している…再び大噴火が起きるのではないかと危惧しています。 更に 地下8km付近にも 大きなマグマだまりが確認されました。 大正大噴火で 大量のマグマを噴き出した所と考えられます。

巨大噴火の可能性が指摘されているアメリカ イエローストーン。 科学者たちは噴火の兆候を見逃すまいと巨大噴火が起きた時どのような事態が想定されるのか。 アメリカやヨーロッパの科学者が共同で作成した巨大噴火のシミュレーションです。 巨大噴火を防ぎようがないですからね。 日本列島と火山って 本当に切り離せない存在ですから噴火に備えて 火山の事をよく知っていくって事が科学者たちは 噴火のメカニズムの解明に挑んでいます。 巨大噴火に対する見方を一変させる発見もありました。