これ、白さが特徴の地元の焼き物出石焼というんです。 小皿に盛りつけられたそばと、この白い焼き物の組み合わせが出石皿そばっていうんですよね。 室町時代から続く城下町の出石。 そして、地元の焼き物と結び付きまして今の出石皿そばが生まれたんです。 そして、ここからは出石皿そばのおいしさを支える職人技を2つご紹介したいと思います。 これからご紹介するおいしさ支える職人技その1は、そばを切る速さです。
濱口さん、岸本さんがどのぐらいそばを切るのが速いのか分かんないと思うので私、隣で切りますので。 大丈夫か?その包丁。 頼むわ!太いよ!そして、岸本さんのほうでは瞬く間に今また3人前、6人前が切られたということでここで終了です。 お見事!岸本さんは全国のそば職人が集まるイベントでも各地のそば職人の方が見学に来るほどの速さということなんですよ。 その盛りつけにも職人技があるのでちょっとカメラさんいいですか。 職人技、2つ目は美しい盛りつけなんです。
出石焼は年間を通じて窯で作品を焼いているんですがこの週末にもその作品を焼く作業が行われて、今焼き上がったものをチェックされているところです。 真ん中にいるのが物語の主人公の出石焼君です。 これは、出石焼君の体の中にある鉄が酸素とくっついてちょっとさびたような状態。 すると、出石焼君はさびの状態が解消されて真っ白になるということなんです。