それがイスラム教の戒律に従って作られたことを示すハラルの認証を得ることです。 世界のイスラム教徒の人口は2010年16億人2030年には20億人を超えると見られ各国企業がハラルを意識したマーケティングを活発化させています。 今、日本企業もイスラム市場への進出を加速させています。 ハラル認証を意識する現地の消費者も増えているようですし、また進出、日本側もこのハラル認証、意識し始めて、なぜこのように広がってきたんですか?一つは先ほどの説明にもありましたけれども、イスラム諸国っていうのが、経済的に成長している。
一方、イスラム市場というのは成長していて、そこに参入すれば、全とか衛生とかこういった部分で構成されているんですが、いずれも技術的にクリアしなければならないということがあります。 ただそのイスラム教徒の多い国々に行ってみると、時々、スーパーマーケットにアルコール類が目に見える所に並んでいたりはするんですけれども。 こうした中で、政府主導でいち早くハラル認証の制度を確立し、ハラルをてこに、外国企業の誘致を積極的に進めてきたのがマレーシアです。
外国企業を誘致しマレーシアを世界のハラル商品の一大生産拠点にしようと考えています。 マレーシアのハラル認証を取得すれば世界のイスラム市場に打って出られるとアピールしています。 今後はマレーシアを起点にハラル商品の物流を世界のイスラム市場にまで広げようと考えています。