まあ 今は マスコミも完全に 肘井さんを悲劇のヒロイン扱いですから大丈夫だと思いますけど。 永遠に汚される事のないそんな女に肘井基子さんにお伺いします。 裁判の中で何度か 「聖女」という言葉が出てきたそうですが「聖女」という単語と多くの金持ち男性とイメージは 自分ではなく他人が決めるものですから。 では 肘井さんはつきあってきた男性たちにとって自分は どんな存在だったと思います？ 聖女？ 悪女？それも 分かりません。
しかし それは ただ単に生きるための知恵自然の摂理です。 愛を 必要以上に美化するのを やめる事。 これが 今回の裁判で肘井基子さんが我々に教えてくれた大事なことなんじゃないでしょうか。 はい もしもし 泉美です。 泉美？あっ… すいません 失礼します。 泉美。 いや ほんと 泉美には何もかも見透かされちゃってるなと思ってさ。 弁護士さんの事ですか？弁護士さんの事は１００％ 信用しています。 泉美さん。 本宮泉美です。 長谷川さんと言います。
座りますか？どうかされましたか？大丈夫です。 大丈夫ですか？ええ。 私も これからは今までの自分を見つめ直してあなた！ あなた 大丈夫ですか？あなた！バカだった！あなた しっかりして！僕が バカだったんだ！あなた！もう… 死んじまいたいよ！こんにちは…。 ちょっとだけ 世間やマスコミから注目される弁護士になったご感想は？そんなの ありませんよ。 いいえ 晴樹さん忙しいからいつも 私一人でおうちに伺ってしまって何だか申し訳ないぐらいです。 えっ？肘井基子は 晴樹の高校時代の初恋の相手で…。