そして 最後に 以前はそううつ病といわれたんですが現在は双極性障害といいますがこれも うつ状態そして 反対の そう状態を呈する病気です。 例えば 普通の体の病気ですと胃カメラやMRIを行ってこういった病変があるからご本人の自覚がなくても何とか病だという事は言えたりするんですがうつ病は この診断基準でお分かり頂けるように患者さんのお話の中から症状を探っていく訳ですので非常に 病気であるかそうでないかという見極めがとても難しくなってくるという事があります。
軽症か そして中等症 重症かなどでは方針が違っているという事なんですけれどもまず 軽症の方を見ていきますと薬に優先して患者の背景 あるいは病気の状態の理解などが挙がっていますがこれは どうしてなんでしょうか?経済的な状況ですとかストレスから うつ病を呈してるかと。 そこで 状態を把握した上で適切なアドバイス生活上のアドバイスなんかを助言をしたりする訳ですね。
これに対してこの非定型うつ病というものは典型的な うつ病と対比させるとよく分かって頂けるかと思うんですが先ほど 典型的な うつ病はどんな事があっても基本的に気分は変わらないのに対して非定型の場合は楽しい事があるとその時は 気分が明るくなるといわれてる訳ですから気分が反応しやすいという事が一つ ありますね。