気象庁の専門家で作る検討会そこできょうは、こちら、大雨、土砂災害、竜巻、皆さんも心配なさっていると思います。 もう傘に穴が開くんじゃないかと思うような雨もありますし、ただ、異常気象が増えてきたなと思う半面、実は昔からずっと異常気象はあって、われわれの関心が深まってるだけなんじゃないかという思いも、どこかにあるんですよね。 放送の前にも頂いていまして、やはり竜巻への対策を知りたいとか、大雨、冠水が心配だという声がたのは大雨です。
ベッキーさんの隣に座っていらっしゃるのが、気候学がご専門で、首都大学東京の名誉教授でいらっしゃいます、三上岳彦さんです。 そして、お隣が災害時の避難にお詳しい、静岡大学防災総合センター教授の牛山素行さんです。 まずはじゃあ、先ほどの質問、三鷹、吉祥寺辺り、どうなんだと、三上さん。
東京の下水管をコンピューター上で再現しどれだけの雨に耐えられるか分析しています。
それは?どうしてだと思いますか?風呂おけって平均200リットルくらいあるんですけれども、大雨が降って、下水があふれているときに、それを流しちゃうとね、あふれちゃうわけ。 そうか、下水にますます水が集まるということになる?まあ、風呂桶1杯分ぐらいは大したことないと思うでしょうけど、例えば、それが1800軒のお風呂が、風呂おけの水を、もし流したとすると、なんと25メートルプールありますね、あれ1杯分くらいになっちゃうんですよ。
続いてですが、最近、各地でやはり大きな被害が相次いでいる、土砂災害について考えていきます。 先月、広島市で起こった大規模な土砂災害。 去年10月、伊豆大島では台風による大雨で起きた土砂災害で39人が犠牲になりました。 これはですね、土砂災害の危険箇所を映し出しているんですけれども、この関東甲信越でも、およそ7万4000か所に上るんですね。
横浜市で崖対策を担当する建築防災課です。 横浜市は個人が行う崖の対策工事に対して助成金を出しています。 内田さんがこの方法で対策をした場合助成を受けても3000万円近く自己負担しなければこうした声を受けて横浜市は助成金の対象を比較的費用が安い工事にも広げる方針です。 今、新倉さんは行政が費用を全額負担する制度を利用して対策工事を行いたいと考えています。
ここでは住民みずからの判断で、協力してもらい行政の指示を待たずに自主避難するという全国でも珍しい仕組みを作りました。 自主避難のタイミングはどうやって決めるのか。 その判断の材料として気象台などからの情報以外に住民自身が察知した情報を活用することにしました。 自治会長は避難の準備を始めるよう直ちに自主避難を始める仕組みです。 住民たちは専門家のアドバイスを受けながら土砂災害の前兆現象をチェックしているのです。 住民から異変が報告されると自治会長は自主避難を判断。
最初からすんなりいったんでしょうか?苦労もあったんじゃないですか?もう、防災に関する知識は、特に土砂災害について、特に持ってなかったので、関係機関とどういうふうに連携していくとか、あるいは防災委員の仕事、具体的にどんなことをすればいいのかというふうなことが、全く分からなかったので、大変不安なスタートでした。
だからこそ、自分の地域がどういう災害の危険性があるかを知ると、何か質問はありますかね?やっぱり、避難の方法、どういうタイミングで、どう避難したらいいのかっていう、判断基準ってなかなかたぶん、住んでる場所によっても違うと思うんですけれ災害の種類によって、違うんですよね。 水害の場合でしたら、2階避難もありだけれども、土砂災害だともう少し横方向の避難も必要だということになると、やっぱりまずは自分の住んでいる所はどこなのかという、どういう所なのかを知るということですね。
豪雨のときにお風呂の水をお話を、重要な中でありましたが、それはちょっと、合流式のときのみ、有効ですというご意見が来ましたが、合流式とは、汚水と雨水、雨水を、同じ下水管で流すものだと。 あと避難する場所についても、避難所がどのタイミングで開くんだろうとか。
あとアメリカなんかでは、巨大な竜巻が結構、来るので、地下にそういうシェルターが出来てたりするんですね。 例えば晴れていて、突然竜巻が来るっていうことはあんまりなくて、一種の前兆現象みたいなのがあるんですね。 暗くなって、急に暗くなってきて、黒い雲が来たとかですね、それから、積乱雲の中では、激しい上昇気流と下降気流っていうのがありますからね。 視聴者の方も、実際に、撮った写真を送ってくださったんですけれどもね、積乱雲、出ますかねあっ、今、出てますかね?来た!ほら、こんな。