長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などの救助隊は、きょう昼前、山頂付近に到着し、心肺停止になっている登山者ら数人を確認したということです。 一方、岐阜県側の山小屋で一晩を過ごした25人が、下呂市の登山口に到着し、健康状態のチェックなどを受けていました。 続いて、長野県王滝村の現地対策本部、岐阜県下呂市にある登山口と、御嶽山5合目にある長野県王滝村の現地対策本部の近くです。
御嶽山のふもとにある長野県木曽町役場では、登山者の家族などから、安否の確認が相次いでいます。 長野県木曽町では、けさ、防災行政無線を使って、火山灰にはガラス質が含まれるため、外出は控えて、マスクを着用するよう、住民に呼びかけました。 長野県によりますと、県道の上松御嶽線のうち、木曽町の三岳羽入と三岳の間が、きのうから通行止めになっているJRによりますと、長野県内の路線は、午前10時現在、通常どおり運行しています。
御嶽山の噴火で、また、山梨県北杜市と韮崎市を管轄する、山梨県中北建設事務所では、けさから管内の道路のパトロールを実施。 学校への影響について、木曽町と大滝村に聞いたところ、木曽町にある4つの小学校と4つの中学校、それに4つの保育園と1つの幼稚園は、あす以降も通常どおり、大滝村にある、それぞれ1つずつの小学校と中学校、竹ぼうきやバケツなど、掃除用具の仕入れを増やしました。