NHKスペシャル 老人漂流社会「“老後破産”の現実」

戻る
【スポンサーリンク】
21:05:12▶

この番組のまとめ

そのうち 生活保護を受けているのは70万人。 このうち 年収が 生活保護水準を下回る人は 半数ほどに上ります。 不足分を 生活保護費用として受け取る事ができます。 ただ 預貯金や保険などの財産があると生活保護は受けられません。 また 年金を受け取っていると生活保護を受けられないと思っている人も少なくありません。 制度のはざまの中生活保護を受けず年金だけで ギリギリの生活を続ける高齢者たち。 私たちは こうした境遇に置かれた高齢者の現実を老後破産と呼ぶ事にしました。

国民全員が加入する国民年金制度が出来たのは今は 10%程度です。 更に 働く世代の暮らしも厳しさを増し離れて暮らす子どもには頼れないという高齢者もやっぱり 家族形態とかそういうところに恐らく まあ 家族がいて子どもに養ってもらってお年寄りが受け取る年金というのはどちらかと言うと孫へのお年玉とかお小遣い程度という事だったと思うんですけど。 国民年金だけで お年寄り一人がこれで生活して下さいよというそういう意味での仕組みではかつてはなかったという事ですね。

高齢者が負担する医療費は75歳以上の場合は 1割。 年金生活の高齢者にとっては重い負担となりますがひとり暮らしの高齢者の80%が介護サービスを受けておりません。 経済的な理由から介護サービスを受けなかったり切り詰めたりする高齢者が増えているという実態が明らかになってきました。 訪問介護や訪問看護を利用している 80代の女性です。 三郎さんが生きていた頃国民年金は2人分合わせて 13万円。 しかし三郎さんが亡くなったあと国民年金は 半分の6万円余りに減りました。