週刊 ニュース深読み「あなたの家庭は…どう考える“家事ハラ”」

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この番組のまとめ

この月曜日の朝の段階での中心の気圧や最大風速は、中心の気圧が大体940ヘクトパスカルで、南さんには、後ほどまた詳しく伝えてもらいます。 えー!先週土曜日、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火。 捜索はきょうも続くんですよね?この47人の方の死亡が確認された御嶽山の噴火なんですが、長野県によりますと、さらに16人の方が行方不明です。 現在撮影しているのは、以上、御嶽山上空からお伝えしました。

実はこの御嶽山では、噴火の前、9月10日、先月10日ぐらいですね、火山性地震という地下深くの弱い地震が相次いでいて、気象庁は解説情報という情報を出していたんですね。 香港では今週、民主的な選挙を求めて、中国や香港政府に対する大規模な抗議活動が発生。 行政長官の選挙に、民主的な制度を導入するよう訴え、中国や香港政府に強く反発しています。 さらに昨夜は一部の地域で、抗議する学生らと、長引く抗議活動に不満を訴える人たちの間で、激しいもみ合いが起きるなど、混乱が収まるメドは立っていません。

今回の抗議活動で知り合ったといいます。 抗議活動の背景には、一時、3人は、こうした不安が解消されないかぎり、抗議活動は続くと考えています。 神田外語大学の興梠一郎教授にお越しいただきました。 抗議活動が拡大した背景っていうのは、どういうふうに見てらっしゃいますか?ですから、どこを落としどころにするかということで、今いろいろ考えている最中だと思いますね。 この抗議活動には、どう対抗くと。

新幹線が人生の一部だという人にも出会いました。 ビジネスマンにとって、新幹線は職場の一部のようなものだといいます。 家事が社会の問題ってどういうこと?私は今回、初めてなんですけれども、今の街頭インタビューを見て、あっ、私、ちょっと、夫にきついこと言ってるかもしれないって、ちょっと思ってしまいました。 その取材と、われわれの実体験をもとに、今回、模型を作らせていただいております。 太郎さんは35歳、となると、中高時代、家庭科が勉強する教科になったところで、まさに家庭科を習った第1世代といえる世代なんですね。

なんかうまくこう、ハラスメントっていうことばも、どうなのかなって思うけど、これがでも、社会問題になっているわけですよね。 社会問題っていう切り口で見でもこれ、女性から見ても、今の流れでいくと、ちょっと奥さんの言い方とか、ちょっとあまりよくないよなと思うでしょ?いやいや。 ところが実態を見てみますと、これ、6歳未満の子どもを持つ夫の1日平均の家事、育児時間なんですけれども、欧米と比べて日本、今、やっぱり圧倒的に少ないんですよね。

まさに共働きが増えてくる中で、自分自身も2人の子どもがいてですね、育休も2回取っていて、比較的、家事をやっているほうだと思うんですけれども、確かに最初はなかなかうまくいかなかったりして、洗い残しもあったりとかありました。 ですから、家事をやるときに、自分が妻よりもレベルが低いっていう謙虚な気持ちを持つことが大事かなっていうふうには思います。

そしてそれぞれに、8年後に2人目、3人目以降が生まれているかどうかというのを、追跡調査した結果なんですけれども、夫が休日に家事、育児を全くしない家庭では、2人目以降が生まれた確率は10%弱。 それが6時間以上夫が家事、育児をしている家庭で、70%近くが、2人目、3人目が生まれていると。 やっぱり少子化対策としても、夫が家事、育児をするということは、非常に大事だということを示していると思うんですね。 家事労働ハラスメント。

そのあたりをですね、模型で再びご紹介いたしますが、家事労働ハラスメント、先ほどの深読家のこの周りにあったというわけなんですね。 長時間労働だから、家事は女性が無償でするものだっていう意識が生まれたっていうよりは、先生は逆を考えてらっしゃるんですね。 もともと家事は女性が無償でしてくれるもんなんだから、男は頑張って外で働くのよっていう考え方が、長時間労働を生んだと。

これでも、長時間労働者の割合も、だいぶ減ってきてはいるんですか?いや、減ってないです。 それでだから、男性だけじゃなくて、女性も本当にフルに働こうと思うと、こうした長時間労働をして、わりと当たり前という。 しかもですね、なんで長時間労働がこんなにどんどん進むかっていうと、まず女性が家事やるもんだとなっているから、女性が長時間働けないでしょう。 ですから、その男性の長時間労働の部分をいじることで、女性に対しても、女性の活躍っていう文脈でポジティブな変化があるんじゃないのかなっていうふうに考えています。

働き方を工夫して、みんなでやれるようにし、むだを省いていくっていうことをしたので、長時間労働から脱することができたんですね。 できるんだけれども、いや、長時間労働、労働基準法を守ってたら、会社立ち行かないよとかですね、なんかこう、昔ながらのメンタルモデルに縛られてるっていう職場が多すぎる。 成果を上げるためには、実は労働時間規制がちゃんとしてないと、だめなんですね。 今でも国は、女性が社会に出て働くことを促進のほうに動いてますけど、それをするためには、まずこの男性側の労働時間、働きですね。

で、もう一つは、働く場がかなりきつくなっているので、女の人が夢を持てない、若い女性が、どうせ非正規なんだわとか、正社員になっても、ものすごい長時間労働だからと思うと、夢が持てない、だったら、もうできれば、専業主婦で、誰かに養ってもらえばいいかなという空気ですよね。

やっぱりそのヘッドギア早く外して、自分は家事、育児、ちゃんとやって、じゃあ、シェアしていこうと、で、両方で働いていこう、2馬力で働いていこうよという形に、ライフスタイルをチェンジしていくっていうことを、とっととやらなきゃいけないかなと思います。 あれってやっぱり、背景に経済的要因が実はあって、もちろん女性の人権の問題もあるんですけれども、プラス何かというと、グローバル化で男性の得意技といわれてきた、製造業の正社員がどんどん減っちゃっているわけですよね。