台風の接近によって、高知県室戸市です。 以上、高知県室戸市から中継でお伝えしました。 台風が近づいている広島市は、8月の土砂災害で大きな被害を受けた地域に、避難準備情報を出しています。 気象庁の発表によりますと、大型の台風19号は、午後1時には宮崎県日向市の東30キロの海上を、1時間に35キロと、速度をやや速めて北東へ進んでいると見られます。 この時間、九州のほぼ全域と、中国、四国地方の一部が、暴風域に入っています。
台風はこのあと、速度を上げながら、中国、四国地方や近畿に接近し、今夜遅くからあすの朝にかけて、東日本や東北にも近づく見込みです。 中国地方と四国は今夜遅くにかけて、九州と近畿はあす未明にかけて、北陸、東海、関東甲信、東北はあすにかけて警戒が必要です。 九州はあす未明にかけて、中国地方は今夜遅くにかけて、四国から東北はあすにかけて警戒が必要です。
そしてJR東海も、今夜8時までに、愛知、岐阜、正午現在、停電しているのは、鹿児島県でおよそ4万2000世帯、企業にも影響が出ています。 鹿児島県に上陸した台風19号は、九州のほぼ全域を暴風域に巻き込みながら、宮崎県日向市の海上を東寄りに進んでいて、九州では夜の初めごろまで警戒が必要です。 ただ、鹿児島市内、まだ暴風警報が継続して出されています。
徳島県南部、海陽町の鞆浦漁港です。 また高知県内で、海沿いの東村南1丁目2番地の地区の、10世帯27人に避難勧告を出しました。 高知県では、南国市の全域2万1797世帯、4万8491人、香美市の全域1万2885世帯2万7277人、仁淀川町の全域、3262世帯6194人、芸西村の全域1737世帯3920人、大川村の全域235世帯422人、安芸市の沿岸部の穴内地区の一部6世帯13人に避難勧告が出され県内でも雨が降り続き、8月の土砂災害のあと、開設された避難所には、新たに避難してくる人も出ています。
本州最南端の和歌山県串本町です。 京都府北部、福知山市、中心部を流れる由良川です。 現在、福知山市では、全域およそ3万5700世帯8万700人余りに避難準備情報が出されています。 京都府福知山市からでした。 避難準備情報が出されています。 大阪府の箕面市と千早赤阪村、京都府の福知山市と宮津市、和歌山県のちみの町と日高川町、みはま町、日高町、古座川町、すさみ町、太地町、北山村、そして滋賀県甲賀市の一部です。 では台風19号の今後の見通しや警戒すべき点について、気象情報担当の平井さんです。
特に四国に注目しますと、1時間に80ミリを超えるような猛烈な雨を降らせる雨雲、これが太平洋側の地方、高知県や徳島県にかかっている様子が分かります。 東海地方や近畿地方、多い所、400ミリ、四国で300ミリと予想されています。 近畿や四国、東海地方など、45メートルの最大瞬間風速が予想されています。 西日本や東海などの広い範囲で風や雨が強まっていて、暴風や高波、土砂災害、浸水などに警戒が必要です。 現在、海陽町には大雨、洪水、暴風、波浪の各警報と高潮注意報が出ていて、今後も警戒が必要です。
きょうは西日本の太平洋側を中心に、猛烈な風が吹き、あすにかけて東日本や北日本でも、広い範囲で風が強まる見込みです。 きょうは西日本と東日本の広い範囲で、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、太平洋側を中心に局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。 五島市では51歳の男性が、台風の様子を見ようと、自宅を出たところ、玄関先で強風にあおられて転倒し、山口、愛媛、徳島、沖縄県と鹿児島県で、住宅4棟が全半壊、か、避難勧告が延岡市の全域などに出されています。