このため横浜市は、近くに住宅な瀬谷区の2005世帯に避難準備情報を出しています。 これで横浜市内で避難準備情報が出されているのは、あさひ区、緑区、磯子区、瀬谷区の4つの区で合わせて2197世帯となっています。 また小田急線は7時台と10時台の特急ロマンスカーが、いずれもこもえ海岸にある淡路島観光ホテルでは、敷地に水や土砂が流れ込み、ホテルのロビーの前が、水であふれ返っています。
関東甲信越では、少なくとも14の自治体で、あす、すべての公立の小中学校の休校を決めたほか、始業時間を遅らせる学校なども多くなっています。 富山県では、高岡市がすべての公立の小中学校など、それに登米市などですべての公立の小中学校の休校が決まっていて、県内では404の公立の幼稚園、小中学校、高校で、休校や休園が決まっています。 噴火から2週間余りがたった御嶽山や、およそ1年前に、台風による大雨で土砂災害が起きた伊豆大島でも、台風への備えが進められています。
猛烈な雨が観測された兵庫県淡路島の洲本市から中継でお伝え兵庫県淡路島では、住宅が浸水しているという通報などが相次いでいます。 淡路島を流れる洲本川は、午後7時、洲本市の桑間地区で、洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位を超えました。 気象庁と大阪府によりますと、大阪府内を流れる寝屋川は、水位が上がり、今後、複数の水位観測所で氾濫の危険性が高くなる、氾濫危険水位に達す濫するおそれがあるため、気象庁などは先ほど午後7時25分に、氾濫警戒情報を出しました。
大型の台風19号は、西日本や東海、北陸を暴風域に巻き込みながら、こちらは兵庫県淡路島の午後5時半ごろの映像です。 淡路島の洲本市では、午後6時50分までの1時間に、83ミリの洲本市安乎町平安浦で、車が冠水して動けなくなっているという通報がありました。 洲本市古茂江海岸にある、淡路島観光ホテルでは、敷地に水や土砂が流れ込み、ホテルのロビーの前が、水であふれ返っているという位を超えました。
尾鷲市では、午後6時半過ぎに最大瞬間風速28.2メートルを観測しました。 三重県内では、津市の一部の地域に避難勧告が出されているほか、11の市や町で避難準備情報が出されています。 横浜市は午後7時半、近くに住宅などがあり、人命に関わる土砂崩れが起きるおそれがある200か所余りの崖の周辺地域に、避難準備情報を出しました。
きょう欠航したのは、全日空が四国各地と羽田を結ぶ便や、中部を発着する便など183便、日本航空が高松、徳島、広島と羽田を結ぶ便など137便、日本エアコミューターが宮崎と福岡を結ぶ便など104便、スカイマークが鹿児島や長崎と神戸や羽田を結ぶ便など53便、ジェットスターが鹿児島や福岡と成田や関西を結ぶ便など37便、ソラシドエアが宮崎、鹿児島、大分と羽田を結ぶ便など33便、バニラエアが奄美と成田を結ぶ2便です。
気象台では記録的短時間大雨情報を出して、雨の降り方、そして土砂災害に厳重な警戒を呼びかけています。 和歌山市のNHK和歌山放送局前です。 先ほど午後7時23分、和歌山市のともがしま灯台で、最大瞬間風速26.7メートルの風を観測しています。 このあといずれも多い所で、静岡県で1時間に100ミリ、愛知県と三重県で80ミリと、雷を伴って、局地的に猛烈な雨が、岐阜県と北陸では50ミリから70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
避難準備情報は、愛知県では名古屋市の市内全域、103万7700世帯226万8200人を含む4つの市、静岡県は12の市と町、三重県は13の市と町、岐阜県は15の市と町と村、福井県は5つの市と町、台風19号の接近に伴って、雨が強まっていて、ここに着くまでの車も、ワイパーを最速にしないと前が見えにくい状況でした。 関東甲信越では、千葉県鎌ケ谷市で避難指示が出ているほか、神奈川県内と長野県内で、避難勧告が出されています。
御嶽山のふもとにある長野県王滝村は滝越地区の10世帯14人に、同じく御嶽山のふもとにある長野県木曽町は、川沿いにある5つの地区の26世帯71人に、それぞれ避難勧告を出しています。 航空各社によりますと、きょう欠航が相次いだ影響で、東京都中央区と渋谷区の47校、茨城県内では日立市、つくばみらい市、守谷市、筑西市など、11の市と町の212校、栃木県内では高根沢町の8校、新潟県内では新発田市などの71校となっています。