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この番組のまとめ

大型の台風19号は、西日本や東海、北陸を暴風域に巻き込みながら、こちらは兵庫県淡路島の午後5時半ごろの映像です。 淡路島の洲本市では、午後6時50分までの1時間に、83ミリの洲本市安乎町平安浦で、車が冠水して動けなくなっているという通報がありました。 洲本市古茂江海岸にある、淡路島観光ホテルでは、敷地に水や土砂が流れ込み、ホテルのロビーの前が、水であふれ返っているという位を超えました。

横浜市は午後7時半、近くに住宅などがあり、人命に関わる土砂崩れが起きるおそれがある200か所余りの崖の周辺地域に、避難準備情報を出しました。 気象庁の発表によりますと、大型の台風19号は午後8時には、兵庫県の淡路市付近を1時間に50キロの速さで、北東へ進んでいると見られます。 この時間は、四国と近畿のほぼ全域と、滋賀県東近江市付近ではレーダーによる解析で、午後7時半までの1時間に、およそ90ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。

きょう欠航したのは、全日空が四国各地と羽田を結ぶ便や、中部を発着する便など183便、日本航空が高松、徳島、広島と羽田を結ぶ便など137便、日本エアコミューターが宮崎と福岡を結ぶ便など104便、スカイマークが鹿児島や長崎と神戸や羽田を結ぶ便など53便、ジェットスターが鹿児島や福岡と成田や関西を結ぶ便など37便、ソラシドエアが宮崎、鹿児島、大分と羽田を結ぶ便など33便、バニラエアが奄美と成田を結ぶ2便です。

あすの夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多い所で、静岡県で300ミリ、愛知県と福井県、それに石川県で200ミリ、富山県で180ミリ、岐阜県と三重県で150ミリと予想されています。 また津地方気象台と三重県は、土砂災害の危険性が高まっているとして、午後8時15分、いなべ市と菰野町に土砂災害警戒情報を出しました。

関東甲信越では、千葉県鎌ケ谷市で避難指示が出ているほか、神奈川県内と長野県内で、避難勧告が出されています。 御嶽山のふもとにある長野県王滝村は滝越地区の10世帯14人に、同じく御嶽山のふもとにある長野県木曽町は、川沿いにある5つの地区の26世帯71人に、それぞれ避難勧告を出しています。

台風19号の今後の見通しについて、気象情報担当の平井さん風速25メートル以上の暴風域に入っている所は、このように北陸から東海地方、そして四国、中国地方、広い範囲でこの風速25メートル以上の暴風域に入っているというふうに見られます。 このうち洲本市中心部の本町地区では、住宅にも浸水被害が相次いでいるということで、淡路島を流れる洲本川は、るよう呼びかけています。