「国定忠治」。 はい?「国定忠治」。 何? 「国定忠治」って。 ああ~ 「国定忠治」!違う 「国定忠治」!あれは「国定忠治」と読むの!読まねえよ。 本当だって!「国定忠治」だよ。 あれは群馬県の有名な お芝居で「国定忠治」。 じゃあ 球児さんは 国定忠治って親分を よく知ってるんだ?いや あんまり知らねえよ。 普通 お芝居をやる時には国定忠治っていう人物を知らなきゃ できないんだよ。 国定忠治って親分は 人物的にはすごくいい人物だったの。 まあ どっちかと言うとね国定忠治っていう親分は不細工なんだって。
「浅 役人が来やがった!来たな 木っ端役人!役人が あんなに来やがった!」。 やめろよ!「役人が ウヨウヨと来やがった!来たな 木っ端役人!」。 見えねえよ!「来たな 木っ端役人!浅 お前 これ分かるか?」。 「加賀の国の住人 小松五郎義兼鍛えし業物。 「来たな 木っ端役人!」。 「来たな 木っ端役人!」。 「来たな 木っ端役人!」。
「だからよ 7年前俺は 金毘羅様のさい銭箱の脇にしゃがみ込んで両の手 合わして『未練なようだが次郎長が2人を斬って まだ しゃばにいるような事ができますれば親の譲りの五字忠吉50両つけて奉納つかまつる。 千に一つや万が一私に来られない時には』とこう言ってひょいっと脇を見たらお前が突っ立ってたんで『この石松を代参によこします』と俺は 金毘羅様に約束しちゃったの」。 「よせ! 自慢じゃねえが次郎長が六百何十 子分がいるが親分の言う事を聞かねえ子分はてめえ一人だ。
話変わってさいぜんより 大政小政が出てきたところでちょうど時間となりましたちょっとね 今日は古い大切な写真をお借りしてきたんで これが何か 記念浪曲大会の時のずらりと出演者が並んでいるんですがこれは もう伝説的な人ばっかりなんで私も何人かは分かるんですけどね。 これは 相模先生でしょ?相模太郎先生。 「灰神楽」の相模先生ですよ。 浦太郎先生だ。 この間の 勝太郎先生。 これは また 本当に 浪曲ファンが…。