生活基盤を失った多くの人が島を去り田畑が多い 寒風沢島では海水につかった田んぼの7割が復旧していません。 しかし 生活の立て直しとどう両立させるのか?今回は 4つの島の方々が一堂に集まり東北大学・環境科学研究科の大学院生として震災直後から 松島湾の復興を支援するプロジェクトを行政や企業と立ち上げてきました。 震災以来 浦戸の産業厳しい状況が続いていていずれの島も大きな被害を受けました。 島には がれきの撤去や砂浜の清掃など多くのボランティアが訪れました。
今も 15世帯が暮らす小学校跡地の仮設住宅。 服部さんや 大学生のボランティアらも加わり「どの料理を売り込んでいくか?どう活動を広げていくか?」6品の「島のおすそわけ」が完成しました。 三重県 多気町で地元の食材を使ったレストランや産直所を立ち上げました北川静子さんです。 公共交通機関というものは町営バスが1日2本ぐらい来るんでここは 奈良時代から日本最大の水銀の町として栄え丹生千軒と呼ばれるほど多くの店や 宿が軒を連ねました。 レストランのほか 加工場と 野菜の直売所が 併設されています。
こうして引き取られた野菜は安い値段で 店頭に出されたりレストランの食材に利用されたりしています。 更に地域の活性化を後押しするため地元でとれた大豆を年間800袋も 購入しています。 隣町から通う 峯尾輝美さんは今年 スタッフに加わりました。 以前 店の客だった峯尾さんはランチで食べる 豆腐料理の味が忘れられず自ら作りたいという思いに駆られました。 地域を巻き込んで農村の文化を つないでいく。 この子らは 子育てという私らの地域にとって大事な仕事をしてますからそういう働き方を しています。