四国遍路 世界遺産への道のりにはどんな課題があるのか?登録を目指す動きを通して貴重な文化をどう守っていくのか考えます。 今日は その四国遍路の世界遺産を目指す道のりと課題に迫ります。 世界遺産になると文化財を守りやすくなったり飛躍的に知名度が上がって大幅な観光客の増加を見込む事ができたりなど多くのメリットがあります。 そこで 四国各県や経済団体などを中心に2006年 四国遍路は世界遺産を目指すと宣言しましたしかし道のりは平坦ではありません。
スタジオには 熊野古道で知られる世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道の遺産登録に携わった和歌山県世界遺産センターセンター長の 辻林 浩さんにお越し頂きました。 「2年後には暫定リスト入り」を目指すとしていますがそれと同時に世界遺産委員会が登録を少しずつ規制していこうというふうな動きがある中ですぐにっていうのは それほど楽な話ではないと思います。 いろいろな課題が世界遺産を目指す上で あるという事が分かりますけれども辻林さんが 世界遺産登録に尽力された 和歌山県の紀伊山地。
そうですねまあ 世界遺産にかかわらず文化財に指定するという時はもう ほとんどの方何も手を着けられないんじゃないかって心配される方多いんですよね。 世界遺産というのはやはり 守るのが第一義で活用っていうのも当然 あるんですけども両立させる方法を考えていく必要があるんじゃないかなと思いますね。 だから 社寺と道だけじゃなくてお接待に関わる遺産というんですかねこれをもう少し リストアップしてそれをメインにして出していくぐらいのやり方の方がここの世界遺産の登録には近いんじゃないかなって気がせんでもないんですが。