柳家権太楼でございます。 落語の方ですけれども古今亭菊之丞さんでございます。 関西一の芸達者やないか。 タップダンスできまんねんで。 じゃあ タップの基本でツーステップっちゅうのありますからそれ ちょっと見てもらいますね。 私は もともと三橋美智也さんが好きでね。 古いな!三橋美智也さんのあの高い声が好きやね。 もともと僕 民謡の勉強してましたからね。 じゃあ 民謡の宝庫でね福島県は 民謡の宝庫や。 僕の好きな歌で「新相馬節」ってあるのよ。
ハアー 北海名物いやいや。 すんません 民謡には掛け声が必要でございますので「ドウシタ ドウシタ」いきまっせ。 ハアー 北海名物 ええ感じやないかいな。 「ドウシタ ドウシタ」や。 「ドウシタ」いくで ほんまに。 体でドウシタや。 え…? 体でドウシタ?頼むで ほんまに。 え~ 噺家も いろんなとこ行っておしゃべりをするんですがこないだ 初めて 高崎山の猿山というのに行ってまいりましてね別に 猿山で仕事があった訳じゃないんでございますが初めて あの猿 見てきましたけど解説する女性がいるんですよ。
「てんしきですか?和尚様 てんしきって何ですか?」。 「何だ お前 忘れたのか? 和尚はお前に教えといたはずだぞ」。 お~ 珍念さん ご苦労さん。 うちの和尚さんがねてんしき あったら貸してもらいたいってんですけどてんしき ありますか?」。 あ~ こりゃ 珍念さんご苦労さん。 うちの和尚さんがてんしき あったら「てんしき? あ~ ちょっと待ってておくれ。 和尚様 行ってまいりました」。 「ねえ 和尚様 てんしきって一体 何なんですか?」。 和尚は 一度 教えた事は二度とは教えん。
先生に ちょっとお伺いしたい事が あんですけど」。 医学の本に『傷寒論』という本があってこれに ちゃんと出ておるぞ。 字に書くとな気を転び失うと書いて 転失気。 「転失気 おならなんですか!でも うちの和尚借りてこいって言いましたよ」。 転失気 おならだってよ。 乾物屋さんのおじさん一つ 床の間の置物にするって土産 持たせちゃった。 また 2~3日 たちまして先生が往診にやって参りまして…。
「当寺に 少々 自慢のてんしきがございますんでな是非 今日は それを先生に ご覧に入れたい」。 私が 是非とも先生に お会いしたいという訳でとっても お忙しいところ同級生というよしみでございましてお招きをさせて頂きました。 それで 一緒におまんま食うっていうか昼食会の時に先生と また お会いできてその時に 先生がね覚えてないかもしれないけど「俺なんかが もらっていいのかな」って事を おっしゃったんですよ。
それは大学ですか? 高校ですか?大学です。 大学と高校の間ですね。 そしたら レントゲン写真を添付しなきゃいけない。 レントゲン写真 撮った訳です。 それは もう手術適応例だって言われて。 ストレプトマイシンって薬を毎日 うってね。 「天才だ」って言ってるうちに次から出たものは全部 ボツボツ ボツボツ ボツボツで。 体力の30%を肉体労働。 肉体労働が一番 お金になるじゃないですか。 先生なんか いいとこの坊ちゃんなんだから肉体労働しなくても大丈夫だったんじゃ…?駄目でしょ。