平成26年度NHK新人落語大賞

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この番組のまとめ

平成26年度NHK新人落語大賞!厳しい予選を勝ち抜いた本戦出場者5人をご紹介します!2004年入門 東京予選通過三遊亭歌太郎。 去年までは新人演芸大賞落語部門と題してお送りしてたんですけれども今年から名前が変わりました。 新人落語大賞になったんですね。 やっぱりね 落語家になったらこの賞は NHKの賞は欲しい!そして 僕も賞を取りまして本当に人生が変わりました!ですから 本当にみんなが取りたいこの大賞ですからね。 すごいね!NHK新人落語大賞。 平成26年度NHK新人落語大賞。

時によるとサンゴの五分玉だとかねダイヤモンドなんてのが出てきたりなんかする。 これを選り分けて頂くんですけどまず この白い紙 白紙は白紙でこっち入れて頂いてちょいと汚れた紙 これは 符丁でカラス紙なんて事 言いますがね。 カラスは カラスでこっち入れて頂いてそれから このタバコの空き箱 こらね線香紙なんて事 言います。 「白紙は白紙 カラスは カラス。 線香紙は線香紙陳皮は陳皮 毛は毛」。 え~ 何だい? 『白紙は白紙カラスは カラス』っと!『線…』 あら?何だい?早速 出てきましたよ これ。

「若旦那 いけませんよ!」。 「熊さん まだ いたのかい?『白紙は白紙 カラスは カラス』っと!あら 何だい? こりゃ。 あら!すてきに大きなダイヤモンド!…と思ったらドアの取っ手じゃねえかい!『白紙は白紙 カラスは カラス』!あら 何だ? また出てきましたよ。 『義経千本桜道行』。 「お宅の若旦那表へ出て 踊ってますよ!」。 「あら そうですか!若旦那 いけませんよ!そんなとこで踊っちゃ!ねえ 若旦那!」。 若旦那 そんなとこで踊っちゃいけませんよ。 若旦那 熊さんも…」。

大変結構な舞台でした。 そして 山本一力先生。 ハッハッ ありがとうございます。 昇吉君は落語の稽古しないで踊りの稽古してた。 べ瓶の方で おつきあい頂きたいなと思いますけれどもまず最初に業務連絡がございます。 たまには 親孝行したいな思てこないして 子どもの方から言うてんのに 何で そんな避けんねんな。 あのな 親孝行みたいなもんは日頃から きっちりしてくれたらええねん。 「ハッハッハッハッハ…。

くれるねんて! お母ちゃん帰ってくるやろ? 『お母ちゃん小遣い頂戴』ちゅうたら『あかんで。 僕はこんな平和な家庭に これ以上波風 立てとうないねん!」。 そんなもん木戸銭ちゅうぐらいや。 「そやろ? 落語聴いたあとにお金下さい言うて 誰があんなもんに払う? 訳の分からん男が出たり入ったりして…。 ハハハッ ハハハッ。 この間京都へ仕事行った時ありましたやろ?」。 「京都へ仕事? ああ 行ったな。 全身 真っ白い服着てな 何や 世間に後ろめたいところがあるんか色のついた眼鏡掛けて。

僕 表 行く時に戸を ピャッと開けたまま行ったんやけども その戸がピシャッと閉まってんねん。 その戸がピシャッと閉まってんねん。 ハッハッハッハッハ…! お前 ええ加減にせえよ とら坊。 大人 なぶんのもええ加減にせえっちゅうねん。 何が布団や おい。 それ 座布団やろ!」。 寝るお布団です。 別名 寝具といいます。 「何やと…? 人が仕事してる時に大好きなお母ちゃんにそんな事 さらしやがって…。 一体 そいつは誰や!?」。 やる! 一体 そいつは 誰や!?」。

しかし 桂 文枝師匠の創作落語を作り続ける姿勢に感銘を受け…本当に ゼロからのスタートが切れるんじゃないかなと思ってます。 頑張って 上方落語界落語界に風穴を開けて下さい。 上方落語の有名なお話に「時うどん」というお噺がございます。

ちょっと ほかの物語と比べてみたいんですが例えば大ヒットしました映画「タイタニック」。 ディカプリオ主演2時間半ある映画でございます。 あの「タイタニック」 内容 ストーリーは全部 伝わるようにグ~ッと最短時間にしたものがこういうものでございまして…。 邦画の興行収入ランキング5位ぐらいには入っているんじゃないでしょうか。 昔 大ヒットしました高倉 健さん主演の「南極物語」。 最近では 木村拓哉さんが連ドラでリメークしましたけどもあの「南極物語」もグ~ッとしますとこういうものでございまして…。

「ちょっと待って下さい 先輩。 僕と先輩は 大学ん時から15年来の つきあいですよ。 シャレスキー伯爵です」。 もう 先輩と行く言うてあるんで 大丈夫です。 先輩ね 大体 昔っから何でも引っ張り過ぎなんですよ」。 「俺な それよりな イルミネーションになみんなには ないしょでこっそり交じっててほしい人おんねやんか。 小林幸子さんやんかイルミネーションに交じって。 『わっ 小林幸子や!』言いたいやんけ ほんま。

なあ?それやのに お前が しつこく『先輩の好きな子誰ですか? 誰ですか?』って聞いてくるからやな俺 もう しかたなく『最近 その子 彼氏ができたらしいクリスマスにできたての彼氏とイルミネーション見に行ったらしい』って俺 言うてもうた。 あの日記 見て『え~? 先輩の好きな子ってひょっとしてセリナっていうんですか?』やて。 すいません 日本酒下さい!」。 「あ~ 日本酒は冷やで よろしいんか?」。 「いや 日本酒ぐらいせめて 燗がええわ」。

歌太郎さんは 3年前にこの同じ大会で 決勝に進出。 ネタを間違えないようにするので精いっぱいだったと振り返る歌太郎さん。 3年前よりは心にも余裕があるのでお客様の前で お客様が 一番喜んでくれたという意味での大賞が欲しいと思います。 三遊亭歌太郎と申しましてねもうしばらくのご辛抱でございます。 道具箱を担いで 橋へとさしかかってきたところでもって気が付いた。 たが屋 勢い余って道具箱を担いだまま ダダダダ…。 その時に道具箱を落っことしちゃった。

どうか このとおりご勘弁下さいまし。 屋敷なんか 行こうもんならあっしの首は胴から離れちまいますんでどうか このとおりご勘弁下さいまし」。 「丸太ん棒じゃねえか。 てめえなんぞはなただ突っ立てるだけ 血も涙もねえ丸太ん棒みてえな野郎だから丸太ん棒ってそう言ってんじゃねえか。 だったら 何だって 親に免じて勘弁する事ができねえんでい!それでも 農工商の上に立とうって侍かい。 こうなりますってえともう 見物人は 大歓声。

春風亭一朝師匠に弟子入りした朝也さんに前座の仕事など 手取り足取り教えてくれたのは1つ年上の兄弟子一之輔さんでした。 その尊敬する兄さんが4年前に受賞している大賞に…私も 今年 最大のチャンスだと思ってますんで負けずに頑張りたいと思います。 うちのお弟子さんの中では一番 稽古熱心な朝也さん。

また それを 一度も断った事がないのが 身共の自慢である。 と申すはの身共の奥が大変な癪持ちでこの腰の印籠の中に癪によく効く薬が入っておる。 フフフ… 身共 このように正真正銘のまむし指。 いや… と申すはの身共 本日は 下帯が越中でな縛り上げるにはちと長さが足らん。 可内!可内 その方は 下帯何じゃ?何? 六尺? おお 六尺か。 まあ それで効き目のない時には身共の越中で頬かぶりもしてつかわすぞ」。 「何ぃ!? 言うにこいて身共のつむりがやかんに似ておる?いや その方 無礼討ちじゃ。

主人のつむりが やかんに似てると言われ ゲラゲラ ゲラゲラ笑いおって。 さあ おかみさんの方だってお武家様のおつむりだと分かってりゃなめる気遣いはないんですが出てきたもんですからなめたの なめないの。 「コラ コラ コラ!「お武家様の?甚だ迷惑を致すからな」。 「旦那様いかがでございましょうお屋敷に戻られたら看板を出されては」。 ゲラゲラ ゲラゲラ笑いおってからに。 旦那様 大変でございます。