心の声殺気！？これは うつつでしょうか？何を言っておる？幻でなくまことの… 王様でございますか？今になって 気付くとは…。 兄上！陽明君様。 陽明君様。 兄上！大丈夫です。 陽明君様！女を取り逃がした！？それが… 王様と雲剣がその場に おりまして…。 王様…！ 主治医を呼べ！構うでない！陽明君？陽明君！あっ！母上…。 陽明君！陽明君様。 陽明君！ どなたか存ぜぬが中へ運ぶのに手を貸してもらえませぬか？分かりました。 陽明君！お立ちを。 陽明君…。
余が来たのも 気付かぬほどそれは そんなに面白いか？王様… いつ いらしたのです？８年ぶりに会えたのに余は 「韓非子」に及ばんか？ハッ 嫉妬などするか。 チャン・ノギョンめ… 畏れ多くも 私をたぶらかしおったか！王様は あの二人の行方をご存じのはず。 王様が なぜ あやつらの行方を知っているというのだ？しかし 真実をすべて知りながら王様が これといった動きを見せないのはやはり 真実は 伏せておこうと思っているからではないか？適当な 時期を待っているのかもしれません。
一体 何を隠そうとしているのですか？それは… 王様が探られている事と相違ないでしょう。 なぜ 隠そうとなされます？王様のためなのですよ。 その大切な者たちとは誰の事でございましょうか？それは 王様自身が ご存じのはず。 回想８年前の世子嬪様の死を秘密裏に探れとの王命を受けました。 お父上のお墓参りに行かれて以来もう何日も 具合がすぐれないでしょう？明日にでも 宮殿で 内医院に診てもらった方がよいと思うのですがあなたの考えは どうかしら？それでは 私が お連れしましょう。