4年掛かりの修理を終えた国宝人気ナンバーワン「鳥獣人物戯画」も 一挙公開。 そんな 京都国立博物館の探検に挑むのが この2人。 実はこの博物館の文化大使。 ちょっと心配な2人ですがとにかく 行ってみましょう!オープニング展のキャッチフレーズは「ズラリ国宝、 ずらり重文」。 山本英男さんは京博勤務27年の研究員。 この仏像は大日如来といいまして大阪の金剛寺というお寺さんの本尊なんですね。 平安時代に造られた巨大な大日如来像。
オープニング展の もう一つの目玉は秀吉と桃山文化。 「豊臣秀吉肖像画」。 あの「軍師 官兵衛」でも竹中直人さんの秀吉がおなじみですね。 この人は 誰でしょうって言ったら秀吉って答えられるぐらい有名な絵ですよね。 何通りかのパターンはあるんですけれども秀吉の顔ま こんな感じというものですね。 何だろう?これ 実は…秀吉が奈良の大仏より大きな大仏を京都に造った事を ご存じですか?実は この丸い印大仏が安置された 方広寺大仏殿の柱があった所なんです。 秀吉が造った大仏と京都国立博物館。
確かに すごいインパクト!斬新な帯のプロデュースも手がける山口源兵衛さん。 戦国時代の衣装に ほれ込み現代に その精神をよみがえらせようとしています。 まあ チョウチョっていうのは戦国武将のエンブレムです。 背中には 織田信長や多くの戦国武将が好んだというチョウチョの紋。 当時 インドから海を渡り伝わったとされる源兵衛さんは この衣装から秀吉の真の姿が見えてくると言います。 京都国立博物館に茶室があるのをご存じでしたか?僕も すごい緊張しています。 武者小路千家の第14代家元千 宗守さんです。
♪~利休が大変愛用した赤い樂茶碗。 京都国立博物館の浅見と申します。 え~!?機械の中には 1体の仏像が!これは 一体 どういう事か?今年4月に導入された最新鋭の美術品用のCTスキャンです。 この山寺で 代々受け継がれてきた「鳥獣人物戯画」。 ウサギチームとカエルチームに分かれて弓を射って。 平安時代 鳥羽僧正が描いたともいわれてきましたが実は はっきりした事は何も分かっていません。 でも 今回の全面修理でボロボロだったんですね。