今 日本で最も売れている国語辞書が こちら「三省堂国語辞典」略して「三国」です。 こんな事まで辞書に載せていいんでしょうか?しかも もともとは同じ…その辞書とは 戦前に出版された「明解国語辞典」略して「明国」。 辞書作りにかける…そして…あの金田一京助先生の推薦とはいえどうですかねぇ…。 どうした?金田一京助先生に頼まれて国語辞書を作る事になったんだけど。 辞書作りを始めた見坊は大学院にも行かず一日中 机に向かい一人で原稿を書き続けます。
辞書出版部長や役員を務めた小林保民さん。 見坊を中心とした編者たちは新たな国語辞書を出版します。 見坊は 「明国」の編纂に加え中学生向けの学習辞書として「三国」も手がける事になりました。 「ゴジラ」が載ってる!こら~! そんなとこで油売ってないでうち帰って 宿題しなさ~い!は~い!うわ〜!ここに 見坊が行ったワードハンティングの成果が今も残されています。 現在 「三国」の編者を務める辞書編纂者 飯間浩明さん。
この事態を 誰よりも憂えていたのは 山田先生でした。 いや~ 山田先生!ついに完成しましたなぁ。 あの「明国」が 山田先生のお力で装いも新たに「新明解」として生まれ変わった!私は最善を尽くしたまでですから…。 それにしても なぜ山田先生は「見坊に事故有り」と書いたのでしょうか。 「新明解」が出版されるまでの複雑な事情を山田は 「事故」という ことばで表現しました。 やっぱり「新明解」になった時の新しく変わる時にいろいろ ありましたんでこの「三国」第二版には 気になるこんな用例が登場します。