BS1スペシャル「問われる“オバマの6年”~2014中間選挙・アメリカの行方」

戻る
【スポンサーリンク】
02:33:52▶

この番組のまとめ

オバマ大統領の支持率は低迷。 若者たちの間にも オバマ大統領への失望が広がっています。 大統領の不人気を背景に民主党の候補者からは力を入れているのは大統領との違いをアピールする事です。 銃規制を掲げるオバマ大統領を批判します。 グライムス候補のイメージを オバマ大統領に重ね合わせようとしています。 コマーシャルでも 「グライムス候補はオバマ大統領寄りだ」と訴えています。 オバマ大統領に対する不満がこれほど強まったのはなぜなのか?中山さんが訪ねたのは…「決められない政治」があると指摘します。

ここまで 「オバマ疲れ」とか「オバマ離れ」というのが何度も出てくるほど中山さん そんなに不満が渦巻いてるんですか?そうですね この民主党の候補がオバマ大統領を隠して共和党の方が 引っ張り出してこようとするわけですからかなり そういう雰囲気がまん延してると思うんですけども。 その元側近たちからも批判は出てきているんですね?この早い段階で オバマ大統領のリーダーシップを批判するというのはやはり オバマ大統領に何か問題があるのかなというふうに考えざるをえないような雰囲気はアメリカで作ってるだろうと思います。

高橋さん どんなふうにご覧になりますか?極端に分かれた状態はブッシュ前大統領の時代からディバイデッドアメリカと言われて 「思想が分断してしまう」という意味で非常に問題視されていたんです。 アメリカ オバマ大統領の与党民主党への逆風は吹き荒れていますが 一方でお話しのとおり共和党も その受け皿にはなりきれていません。

もちろん そういう思想的な側面もあるんですけどそういう思想的な流れとはちょっと別でむしろ 政治不信の受け皿になっているのが このリバタリアンなんですね。 じゃあ そのリバタリアン的な雰囲気って何かと言うと先ほどのビデオの中で ランド・ポール上院議員も言ってましたけど「ほっといてくれ連合」って言葉を使ってましたね。

これは「スーパーPAC」という政治団体であるわけですけどもこの団体が 何やってるかというと直接 候補者を応援できないのでこの候補者の反対の候補者ですね対する候補者に対する攻撃をする事が 中心になったんですね。 オバマ大統領は第二次世界大戦の終わりからアメリカが一貫して とってきた外交政策を根本から否定したと私は見ています。

2000年代に入ってからイラク戦争等 うまくいかなくて落ちてるという全体的な傾向はあるんですけどもアメリカが国際社会において行動すべきかという方針をまさに オバマ大統領は示すべきだと思うんですけどもそれを やはり的確に示せてないというところが やっぱりオバマ政権が直面している もしくはオバマ外交が直面しているアメリカが大きなアクションを 国際社会において とる事についてはやっぱり 一歩引いて「ちょっと待てよ」と。