木曜時代劇 ぼんくら(5)「恨(うら)みを持つ者」

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この番組のまとめ

本所深川見廻り方同心井筒平四郎が通う鉄瓶長屋では店子の家移りが相次ぐ中差配人の佐吉の努力もむなしくおかしな壺信心にかぶれた八助一家と地主 湊屋総右衛門を探らせる事にした♪~俺は 一体 何のためにここにいるんだろう…。 八百富を振り出しにお律 善治郎八助一家に 籠屋と納豆屋。 旦那~!佐吉を呼べ。 せ~の!よいしょ!あ~!ちょっと旦那何やってるんですか。 回想何で わざわざ鉄瓶長屋なんぞに越そうってんだ? あん?何か裏があるんだろう。 大丈夫かい?今 幸庵先生に診てもらったところで。

ああ 黒豆っていうのは南町奉行所の隠密廻り同心でな俺など 足元にも及ばんくらい切れる男なんだ。 あっしは ただ 久兵衛さんの代わりが見つかるまで手前や湊屋と関わったやつらは一人残らず ただじゃおかねえ!葵は 湊屋総右衛門の姪で20年前に 幼い佐吉を連れて湊屋に転がり込んできました」。 「乱暴者の亭主から逃げ出してきた葵親子に総右衛門は いたく同情し家族同然に扱ったそうです」。 長男と次男がおりましたが総右衛門は実の子よりも佐吉をかわいがりそのせいもあってか おふじと葵は犬猿の仲だったといいます」。

とにかく湊屋の子どもたちにゃあ顔も知らねえ 異母兄弟姉妹がごろごろいるって事だ。 2年ほど前に 上方から伝わって湊屋以外の俵物問屋でも 一時かぶれる者が出て往生したらしい。 総右衛門のやつ はなから壺信心の事を知ってたくせに佐吉には「店子の作り話だから気にするな」なんて事を言ってやがる。 久兵衛さんが…鉄瓶長屋の近くに!?「それを見かけた隣町の差配人は本当に久兵衛かどうか確信が持てずいたずらに騒ぎになるのを恐れて黙っていたそうです」。

必ず 事の次第を突き止めて湊屋の化けの皮を剥がしてやる。 立ち退き先も湊屋が世話してやりゃあ嫌とは言うまい。 権吉を博打に引き込んだのも長助に 実の父親の善治郎が鉄瓶長屋にいると吹き込んだのも湊屋の手の者だったとしたら…。 湊屋が 何かをたくらんで店子を こっそり 長屋から追い出そうとしている… か。 ここに来る前に 湊屋の旦那からも言われてたんです。 湊屋には店子を追い出したい訳が何かあるんだとさ。 回想湊屋は 大商人です。

佐賀町の仁平と 築地の湊屋の旦那の因縁について何か話を聞いてるかい?30年前 萬屋という紙問屋に奉公した湊屋総右衛門は新たに茶問屋を任されて大繁盛へと導きました。 ついには紙問屋側の奉公人たちも仁平を見限って総右衛門につき…。 そして とうとう 総右衛門は4人の奉公人と謀って仁平を罠にはめたんでござんす。