中国漁船によるサンゴ密漁問題。 中国漁船は、いまだ小笠原の海にとどまったままです。 中国漁船によるサンゴの密漁問題についてお伝えしていきます。 今週、中国漁船団に遭遇しました。 100隻近い中国漁船に進路を塞がれました。 漁に出る際は、中国漁船の姿がない場所を探しますがなかなか見つかりません。 中国漁船団が現われて2か月余り。 中国漁船は平賀さんが大切に守ってきた漁場にも現れました。 平賀さんの船の10倍以上の大きさの中国漁船が目の前で網を下ろしたといいます。
小笠原では、大正時代からサンゴ漁が始まったんですけれども、45隻程度の船が3トン近く水揚げをあげています。 でも地元の方にしてみれば、大事にルールも決めて守ってきた資源ですけども、今回、密漁によって根こそぎ奪われる可能性があるんじゃないかと心配してらっしゃいますけど、このあたり、そういう危険性はありますか?その可能性は十分あると思います。 基本的にはですね、日本のサンゴ漁も中国の密漁船のサンゴ漁も、網を引くということでは一緒です。
台湾がこうした取り組みを始めた背景には、かつて乱獲をしてしまって、アカサンゴが激減して、資源を守らなくちゃというところで始まったということがあるそうですが、どうでしょう、最後のインタビューでありました、日本、台湾、中国で、ルールを作るということはできるという可能性はありますか?そのために、国際的な資源化への強力というのはぜひ必要です。