明日へ−支えあおう−「森のチカラで支えたい~釜石地方森林組合・住宅革命に挑む」

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この番組のまとめ

住宅の価格は 震災前より3割以上 値上がりし仮設住宅に住む人を悩ませています。 立ち上がったのは釜石の森林組合。 森林組合 本来の仕事は木を育てて 売るまで。 地元の木を使って格安住宅プロジェクトを推し進めているのはこの 森林組合の参事…事業の多角化を いち早く推進。 更に格安住宅プロジェクトを立ち上げ売り上げを震災前の倍に伸ばしています。 組合長の…高橋さんを参事に抜てきした曽根組合長。 とりあえず 6か月で前の経営活動っていうか経済活動っていうか森林組合に戻すよっていう話して。

うちたち 安い材料を使って当然 強度も問題なく見た目も 若干…見た目 ちょっと若干 悪くても東京で建築士をしている…頑丈なパネルを作ります。 要は 接着剤を使わないでボルトで締め固めたパネルだったら製材所では 丸太を購入し角材に加工して販売します。 角材をパネルに組み上げる加工工場が見つかりません。 業務部長の…高校卒業以来 住宅建設一筋だった佐藤さんにとって津波で 自分が建てた家が流された事は 大きな衝撃でした。 ところが設計図のとおりパネルを作ると予算内では できない事が分かりました。

そこをなくしちゃ ちょっと…自分の勝手な思いだけで進めるんじゃ震災から 3年半がたった今もその半数近くの人が仮設住宅で 暮らしています。 ここに相談しに来て「仮設の台所に立つたんびに涙こぼれる」って泣かれりゃあねなるべく多くの住宅を提供するためには建設に関わる全ての業種が納得するプランを考えなくてはなりません。 参加したのは 設計事務所 製材所木材加工業者 そして 工務店。 設計 製材 加工など全ての段階で コストダウンを図れば可能だと訴えました。 協議会の会長で地元で建築士をしている柏舘旨緒さんです。

設計士や製材所への支払いは抑えられました。 職人意識っていうか自分たちの自負もあってもちろん もともとなんですけど単価にかかわらず手 抜かないっていうのをすごく総会の時にも言ってくれますから。 仮設住宅から 引っ越したばかりの野澤晴美さん一家です。 森林組合にも明るい話題があります。 全国でも珍しい若き森林組合です。 この組合 森林組合が見つかるまではやっぱり いろんな方向で探してました。