大相撲九州場所 八日目 ▽関取訪問 豊響

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16:19:41▶

この番組のまとめ

これぞ豊響という相撲でしたね。 まともに大関が差しにいって最悪の相撲でしたね。 反対に豊響は最高の会心の相撲でした。 1敗で横綱の白鵬、さらに大関の稀勢の里平幕、結婚したばかりの隠岐の海そして幕内に返り咲いた栃ノ心40歳2か月の旭天鵬さらに蒼国来とこういう状況です。 このあと2敗に横綱日馬富士をはじめとして大勢います。 非常に今場所、相撲が変わってきました。 常に白鵬が一緒だったと思うのでこの辺がどのように吹っ切れた相撲が取れるのではないかということです。

西方旭秀鵬、東方十両の時天空です。 このところモンゴルから来日して鳥取城北高校など日本の高校で相撲を経験して入門する力士が増えてきました。 旭秀鵬は岐阜第一高校、相撲ではなくて柔道で留学して角界に入ってきました。 対戦相手は、琴勇輝蒼国来が、2年半のブランクをへてリポートです。 その両者の対戦は、蒼国来が2年半ぶり復帰した去年の名古屋一度対戦がありました。 このときは、琴勇輝が押し出しできょうも突っ張ってくる琴勇輝が相手。 琴勇輝は、相手の変化も頭にあったんでしょうね。 琴勇輝は、今場所よく前に出ます。

この大相撲の世界には手取り力士という古くからのことばがあります。 多彩な技で自分よりも大きな力士を倒すという技巧派の力士を手取りの力士という言い方をします。 あまりこのところそういう言い方が使われていなくなってきましたが手取り相撲協会の中ではほとんど使わないんじゃないですか。 放送をする立場の責任でもありますがどんどん使っていきたいところですが手取りの力士といえば荒鷲のようなタイプかもしれませんきょうは北太樹との対戦です荒鷲5勝2敗と好調です。

あす松鳳山と対戦します。 松鳳山は突っ張りが魅力できのうはとてもいい相撲を取りました。 きのうは松鳳山の突っ張りすばらしい内容の相撲でした。 引き揚げる松鳳山に拍手が沸きました。 向正面には拓殖大学出身の舛ノ山の千賀ノ浦さんに座っていただいています。 学生相撲出身力士といいますと幕内には10人います。 近畿大学と日本体育大学この2つの大学出身者が3人ずつ。 近畿大学では、今の高砂親方その人ぐらいだったんですよね。 旭富士の伊勢ヶ濱さんも日大が2人で近畿大学、日体大が3人ですからちょっと変わってきましたね。

学生相撲出身という紹介をしましたが両者、日本体育大学出身妙義龍と千代大龍が呼び上げられます。 妙義龍が4勝3敗で千代大龍が5勝2敗です。 を迎えて、その場所、妙義龍は白鵬に勝っていましたので三賞選考会で勝ち越せば殊勲賞ということだったんですが千代大龍に引き落としで敗れて4対2です。 やはり1場所あいて稽古十分ではないというところで勘というのがあるのかもしれませんどちらも十分手の内が分かっていますから妙義龍もあたったあとの引きというのが頭に入っているでしょうし。

土俵に注目6勝1敗どうしの旭天鵬と隠岐の海。 7対5ですが先場所は旭天鵬が上手投げ初日に対戦が組まれました。 今場所は、6勝1敗と大きく白星を先行させています。 きまりました、旭天鵬の上手投げ。 旭天鵬は怒る顔怖い顔を見たことがあり十両では、天鎧鵬が、ただ1人1敗、7勝1敗です。 あすの旭天鵬、豊ノ島戦これもまた見どころ満載の取組です。 懸賞金は手取りにして行司は木村庄太郎左の上手をつかみました。 先場所、今場所と相撲の内容もちょっと期待とは違う相撲を取っていますね。 1敗どうしは旭天鵬の勝ちです。

三日目、豊響との取組で左の太ももの外側の筋肉を切ってしまいました。 実は先場所の十一日目の安美錦戦で左の太ももの上のほうの筋肉を痛めていました。 それが完全に治りきっていない状況で太ももの筋肉が弱っていたためにいう診断をしてくれたので再出場に踏み切りましたということです。 復帰の日に大応援団が入ってくれました。 今場所、白星がない嘉風です。 左の大たい四頭筋といいますと股関節の動きに大事な筋肉です。 対戦相手も熊本出身の佐田の海です。 熊本と言っていますが父親が小結佐田の海です。

やはり、ずっと部屋で伊勢ヶ濱部屋で横綱日馬富士も稽古台になったり照ノ富士が上がってきましたからいい稽古相手になっています。 きょうは、突き出すつもりで突っ張ったんだと思います、安美錦のほうはいつはたきに来るんだろう、はたきに来るんだろうと思っているうちに土俵際に立たされて最後には突き出されてしまいましたそんな感じの相撲でしたね。 碧山といいますと、突っ張ってから、はたくという感覚でおりますので、こうした相撲を取るともっと体が生きてくるというふう碧山これで新関脇5勝3敗、あすはいよいよ横綱鶴竜戦です。

これを栃煌山が残して右四つ、そのあと左四つに変わって逸ノ城が右で首をひねりながら、左から下手投げで崩してそこから出て勝っています。 栃煌山もあとから上がってきたばかりの力士によほどうまく二本を差して上手を与えないことですね。 4勝3敗の逸ノ城、中日、八日目差し身のうまい栃煌山との対戦立てませんかね、北の富士さん。 栃煌山、立てませんでした。 豪栄道については境川部屋の稽古では20番、30番平気で勝ち続けるわけです。 高安、寄り切り、高安の勝ち豪栄道、敗れました。

東方この大関も苦しくなっています3勝4敗の琴奨菊。 北の富士さん、後半戦に期待を抱いてもいいような内容でしょうか。 稀勢の里はいつも中日あたりまでは、なんとか終盤までというふうに期待をされているんですがそのあと崩れてしまいます。 琴奨菊のほうは3勝4敗。 琴奨菊、ひざは大丈夫でしょうかがくっと落ちました。 攻め込んだのは琴奨菊でした。 簡単に崩れていますからここでは引けなかった上手ですが稀勢の里は土俵際いっぱいでした。 上手投げで稀勢の里が勝ちました。 琴奨菊のリポートです。

今場所は相撲内容は別として、とりあえず1敗できていますから何とか白鵬も1敗ですからチャンスですよ。 前後半、審判交代の時間に少し取り口をご紹介しましたが決して簡単に勝っている相撲ではありませんよね。 ただそのあとのきのうの取組は白鵬らしい相撲で勝って連敗はありません。 横綱白鵬は、いい汗をかいてい日馬富士には、豪風がぶつかり先々場所、名古屋場所では豪風が勝ちました。 3勝目を挙げた日馬富士戦あたって左に開いて突き落としを見せました。 日馬富士が泳いだところを押し出しました。