兄上と一緒に活人署で やっていたろう?だがそなたの娘は 王妃一人のはず。 重臣の座は 当然として他には 何が望みだ?院相制の復活でございます。 王妃様!おい 何て書いてあるんだ?まあ 要するにだかいつまんで言うと こっちは「王様が 巫女をそばに置いてる」とあってそっちは 「ユン一族が 8年前世子嬪を 人知れず殺した」って書いてあるんだが…。
こうして おそばにいる事ができるのもいきさつは どうあれ 神母様が私を救ってくれたからだと言えましょう。 神母様の処罰は避けられないとしてもその前に 一度 お会いして気持ちを整理する時が欲しいのです。 神母様も健やかであられましたか?どうして こんな私を まだ神母とお呼びになるのです?私が 牢に入れられた時神母様は 「かつて 親友がいた」と言われました。 私を守ろうとしたという神母様の言葉を信じています。
旦那様 大丈夫ですか?さらに その事を伏せたのは先の王様である事をいかがされましょうや?」。 何も知らずに旦那様とこの子は 悪くないのです!今頃は 儀賓も事のすべてを知ったはず。 あの日から 今 この瞬間までなぜ 謝る?許すも何も私は どうしてやればいいのだ?私ごときに なんでだ!?何故 命まで捨てる?心の声若様… 私は 若様のおかげでようやく 人になり 女にもなりソルになれたんです。