大介護時代をどう乗り切ればいいのか。 情報だけいっても老老介護なんてことばがあったり、いろいろね…。 また新しい、きょうみたいに大介護時代っていうことばまた、初めて聞きましたのでね。 要は実際に見ていくと1人で1人の介護あるいは1人で両親、多重介護をしなければならない方も出てくるということなんです。 ただこれも老老介護といいましてすでに、どう支えるのかが問題になっています。 結局、働き盛りの人が1人で2人以上の介護を担う多重介護の状態になってしまうんですね。
今後、増加が予想される多重介護。 多重介護が長期化したり担い手が孤立するとさらに深刻な事態に陥ることも分かってきました。 ここからは介護問題にお詳しい東京家政大学名誉教授の樋口恵子さんにも加わっていただきます。 多重介護プラス育児ということもありえるわけで。 樋口さん、この辺り、あの男性も仕事を続けていくのがなかなか難しい状態になっているということを考えると現在の介護保険サービスで自宅で親の…しかも多重介護を見るというのはなかなか難しいんじゃないですか。
2050年になると39万2000人も多重介護をしなければならないという時代になるわけです。 でも、本当に相談する人もいない多重介護って苦しい時代で本当に介護する方が苦しくなってくなと思いますが実は、これ、さらに世代を越えた問題になっていきそうなんですね。
支えられる側も悪意があるわけじゃなくて家族だから頼ってるっていうところにこの問題の本当に難しさ切なさもあると思いますけれどもでも、大介護時代がいかに深刻なのかここまで見てきましたけれども困ったな、嫌だなと思っててももう、きてしまうし実際きているという方もいるわけですよね。 まずは介護者をどう支えるか在宅介護が必要になったときに頼れるものをこちらに集めてみました。 これもお父さん自体がこっちに行ってくれてこれは数日間、泊まってくる短期間宿泊してそこで介護を受けてまた戻ってきてくれるということ。
ただ、介護保険がきかないので自費にもなりますけれども市町村からお金の補助がある場合があります。 共働きと、あるいは少なくとも仕事を持ってるということと介護保険とは両立すると思ってよろしいですか?介護保険だけ使って仕事と両立することできますか?例えば、夜交代で少しトイレの介助なんかをして必要だと思います。 このスケジュールでいけそう?自分の場合はやはり最初は東京と実家が広島だったもんですから遠距離というものもありましたのでそのときは、やはりケアマネージャーさんにいろいろなご意見いただいて。
ご家族の要望も大切ですけれどもご本人がどうしたいかということをできるだけ聞いてケアマネージャーがどうしても難しければ同じ事業所のケアマネージャーさんに相談をするとか地域包括支援センターという相談窓口がありますのでねそこも相談をして、またすべて主治医の方おられますので主治医の方とも相談をしていろんな力を得ながらケアマネージャーさんに対する応援もサポートも必要だと思います。
自己負担額は最も高い要介護5で月額2万9000円ほど。 さらに事業所では家族の負担を減らそうと利用者のリハビリにも力を入れています。 当時、介護をしていた娘の園子さんです。 代表の菅原健介さんは理学療法士としての経験を生かしリハビリを始めることにしました。 自営業をしながら母親の介護を行ってきた勝浦一祝さんです。 うちの場合は両親ともでしたけどやはり母の体の介護のときと父の認知症だと頭と心の介護といいますか全く違うんです、同じ介護でも。
介護のつらさっていうのは重労働であるそういう、きつさもあるけれどやっぱり孤立なんですよ。 これは、ケアラーズカフェ?アラジンというNPOの方がやってらっしゃるんですけど全国各地にケアラーってのは介護者ということですね。 介護する人が集まって一緒に食事をしたりあるいは時に、さっきお話のヤングケアラーって特に孤立しやすいです。
どうしたらこの企業では両親の介護などで数年前から管理職を含めた社員の介護離職者が出始めていました。 一方で介護休業制度を利用している社員はゼロという実態が見えてきました。 介護離職した人の経験を制度作りに生かしている企業があります。 かつて大手企業を介護離職した横澤さん。
こちらは横浜市で開かれたエンディングノートについてのセミナーです。 このセミナーでは、まさに自分が介護が必要になったときのことを想定してエンディングノートに具体的に書いていくんですね。 こうして自分の意思を明確にしてあらかじめ家族で話し合っておくことで介護を担う家族などの負担を少しでも減らそうという取り組みです。 駆け足でお伝えしてきましたがまもなく番組終わりの73分間がたってしまうわけですがそして、具体的にきょうはアドバイスもくださいました服部さんは。