クローズアップ現代「忍び寄る病~COPDの脅威〜」

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この番組のまとめ

今夜お伝えしますCOPD・慢性閉塞性肺疾患という病気の恐ろしさは本人も気が付かないうちにじわじわと進行することです。 5年前にCOPDと診断されました。 専門医の診断でCOPDと分かったのはそれから5年以上、あとのこと。 このCOPD診断で分かったときには進行しているケースが少なくありません。 専門医は、PM2.5がたばこによるCOPDの今夜は、日本呼吸器学会理事で、北海道大学大学院教授、西村正治さんをお迎えしています。

もう一つは空気の通り道の病気なんですけれども、ぜんそくはこういう比較的、太い気道の病気で、こういう所が炎症を起こして、気道が収縮する、それがぜんそくであるのに対して、この病気はもっと末梢、つまり枝分かれ、ずっと枝分かれしてから、起こる、われわれ細気管支と呼んでおります、抹消気道と呼ぶんですけれども、そういう所の病変として、気道が狭くなる、分泌物が増える、結果として、肺が息を吐くときに、気道が潰れやすくなる、そういったことが起こります。

特に診断基準としては、気管支拡張薬を使ったうえで、この検査をやって、70%以下であれば、この病気というふうに、普通は診断します。 今月、COPDの予防を呼びかける日に合わせある取り組みが行われました。 これに対しCOPDの疑いがある人はすべて吐き出すまでに長い時間がかかり、最初の1秒間では70%に届きません。 去年は、700人余りを検査し1割を超える人にCOPDの疑いがあることを発見。 COPDだと分かったときどう症状の悪化を食い止め日常生活を維持していけばいいのか。