キッチンワゴンの旅に出たさすらいの料理人。 もう一人の料理人は四川料理の…そうですね。 刻んだ唐人菜にごま だし入りのしょうゆ更に砂糖を入れ甘みを加えます。 復活を遂げた長崎の伝統野菜分けて頂きました。 キッチンワゴン 来た! 笠原さ~ん!おかえりなさ〜い。 陳さん 唐人菜に興味津々です。 今回のスペシャルは旅で出会った食材から2人が これはと思うものを選び創作料理を競います。 中国四川料理の陳建太郎。 初代のアイデアから生まれた独特の味はそれぞれの闘志を胸にここからは3人で食材探し。
果たして有明海で取れる かにとは…。 有明がね… あ~ いいですね。 有明がねとは有明海で取れる わたりがに。 いや~ 有明がね。 キラッキラしてますね。 サイズの大きさが自慢の有明がね。 日本最大の有明海の干潟。 有明海で育つ わたりがには荒木さんの誇りです。 お~!さすが直売所!有明がねを釜ゆでに。 中華と和食 2人の料理人も納得のおいしさ。 わたりは どこにもあるかもしれんばってん…有明の この「がね」は違うんだと。 お父さんわたりがにの漫画があったら主人公 わたるでしょ。
島原を襲った雲仙普賢岳の噴火。 「普賢さん」っていうてありましたからですね。 普賢さん。 みんな地元では普賢さん 普賢さんって…。 私たちも普賢岳の災害に遭ったですけどがんばらんば。 生産者と料理人作り手として重なる思い。 今日はホントに…僕は その唐人菜の生産者の方とも会ってますけどねみんな すごいこう情熱もあるし地元を愛してる感がすごかったですね。 それは もう じいちゃんも父ちゃんも ずっと言ってたし僕のも その料理人冥利ってのはそこなんですよね。
浜の川湧水。 一年を通じて絶える事のない水は日本名水百選にも選ばれた口当たりのやわらかい軟水です。 上流から水飲み場魚や野菜の洗い場洗濯場と分けられた湧水。 島原は 手延べそうめんの産地。 おお!そうめんの生地を 竹の棒で上下に延ばしていく大引きという作業。 今は機械化が進んでしまってほとんど機械でやってるんですけど…ちょっと伝わりにくいんですね。 コシはあるけど…そういうふうにするためにもやっぱし手作業でしないと…。
でも これ食べたらその言葉が納得ですわ。 毎日食べても これは飽きない。 子供の離乳食にもちょうど良かったです。 もう やっぱり小学生のころ 中学生のころ絶対 家に帰ったらそうめんがあったんでもう それだけ食べてもやっぱ 飽きはこないですね。 脱走したんすか?正直 僕も まだまだ甘えてる部分ってすごいあると思うんですよ。 うわ~ 島原半島の最先端。 最先端か。 長崎では漁獲量が多く家庭の食卓におなじみの魚です。 物々交換で。
じゃあ 今はね ふるさとであらかぶ漁 ずっとできてるそれぞれがどの食材で勝負するのか料理人同士 話し合います。 火がつきました?やっぱり 見えないところでみんな すごいつらい思いとかもしてるのを そんな見せずに…多分 そういう長崎の持ってるそういう国際性もあるのかもしれないですよね。 じゃあ 肝心の料理ですが…。 どんな料理に変身するのでしょうか。 有明海で育つわたりがに有明がねを島原の水でゆでます。 陳さんが生涯で一番おいしいと感動した有明がねの身。 有明がねを主役に陳さんが目指す新しい料理とは…。
何と 含め煮にしたデジマで普賢岳の風景を表現しようという笠原さん。 雲仙の普賢岳の上のあの… 分かる? あの光景。 普賢岳の上に雲が欲しいという突然の注文。 有明海をイメージしたかにのだしの上にデジマを盛り雲仙普賢岳を描きます。 はい 私が担当した1皿目がですね 一応題名としては香の物には あらかぶと唐人菜の茎を酢漬けにしたなますを添えました。 新たな郷土料理に加えられ思わず笑顔の笠原さん。 2品目は…長崎の食材を陳家伝統のチリソースでまとめました。 まさか じゃがいもで普賢岳を作るっていうのは…。