♪～♪「突然 偶然 それとも必然？」あなたとは結婚できません。 断られた？私とは結婚できないんだって。 でも 何で断っちゃったの？亜貴子ちゃん？僕と結婚するいうんは女の人にとってせんでええような苦労をする事でしかないんですよ。 風邪で倒れた悠太郎が 室井の下宿先にいる事を知った め以子来てくれたんだ！これ。 降りてきて「もう大丈夫だから」って言うとだから あんなにびっくりしてた訳ですか。 あなたを一生 食べさせる権利を大丈夫。 夢じゃないよだってよ め以子に 早く いい相手見つけてやんねえとよ。
お父ちゃん何で そこまで反対するの！お父ちゃんだって 西門さんの事気に入ってたじゃない！ポークチャップ あがり！スープ運んでもらったり階段 直してもらったりありがてえ ありがてえって言ってたじゃない！別に頼んだ訳じゃねえよ！あっそう。 西門さんはね俺は 信用できないね！お父ちゃん！どうしても一緒になりてえんだったらもういい 出てけ！勘当だよ。 彼女が苦労してきたところはた～くさん見たけれど不幸に見えた事は一度もなかったよ。
ご実家 洋食屋さんなんやて？はい。 孫が悠太郎さんより先に玄関から上がって。 悠太郎さん ガスじゃないの！？はい。 そもそも 悠太郎さんの縁談は自分が仕切るつもりやってん。 初めて 大阪の市場に向かっため以子大安売りが始まりま～す！ここにあるもんぜ～んぶ 半値やで！洋食だったら…。
こっちは昆布でだしが 基本なのね。 そして 翌日ホンマに ここでよかったんか？大丈夫か？昆布が メチャクチャ利いてる。 おつい？まず 昆布のほこりを布巾で拭き取って。 沸騰直前で 昆布を取り出しカツオを パッと入れる。 塩やしょうゆで 味付けをして出来上がり昆布とカツオの香りがええなあ。 その中で 少しでも夢に近づこうと思うんやったらお酒に 昆布を入れるとおいしくなる事を知っため以子はうん！？ついに ある方法にたどりついたのでございますどうですか？これ… 一緒やで。
大阪に嫁いで１か月和枝に認められようと上方の料理の習得に必死の め以子でございます…はい。 西門君お姉さん 来てはるで。 こんなむちゃな話ないでしょう！何で 食費 絞って 相撲取りのタニマチせなあかんのですか！タニマチ降りた。 残りもんをうまい事 始末すんのが台所 預かってるもんの腕や。 大阪の料理はな 始末の料理や。 更に 源太はめ以子に ある人物を紹介しますああ 知り合いのじいさんやねんけどな。 わいの幼なじみで東京から こっち来て始末で苦労してんのや。 ああ せやせや 西門め以子。
姉さんが言う祝言のしきたりってどう思ってます？信じて… ない。 けど 嘘だからって 無理やり祝言 挙げたところで３２匹 １５円！？帰って帰って。 はい！どちらさんでっか？西門悠太郎の家内でございます。 昨日 西門さんとこの和枝さんからいうて魚屋さんから 鯛が届いて見て これ。 もう～！師匠～！ 師匠 師匠 師匠。 もちろん 大阪の慣習や家風になじめない事もありますが悠太郎さんが気配りして下さるので平穏に暮らしています。 西門家には 祝言は１年後というしきたりがあるのです。
「父上様 母上様め以子さんからの手紙が届いたと思いますが内容は 全部 嘘です。 め以子さんは 嘘だと承知の上で女中待遇に甘んじてくれています。 無理難題にも めげず明るく過ごしています。 毎度 ガス屋のヨシムラでございます。 悠太郎さん 何やってはんの？ガスを実際に使うてるところの見学を許す条件でタダで引いてもろたんです。 ３６５日 みんなでおいしいものを食べる事をこの家の最優先事項としたいと思います。 め以子さん 肉屋の男とええ仲みたいやで。 え〜？ え〜？これな梅仕事の段取り書いといたんや。
次の日曜日なんですけどみんなで 梅の仕事しませんか？分かった。 ありがとうございます！こうしてめ以子は みんなに声をかけ日曜日には 家族で梅の仕事ができる事になったのでございますポコッて取れるからね。 希子 はよ 支度してくれますか？倉田のおじちゃんが お食事招待してくれはったさかい。 行くで 希子。 希子 何かあったんか？希子に縁談があるんだす。 希子ちゃんが幸せになるとだんさんが幸せになるじゃないですか。 うちの希子に 妙な臭いつけられたら困りますさかいな。
見合いを邪魔しようとするめ以子ですが…あめ色の ちょっと変わったんおまへんか？あめ色？ あめ色…。 いや ホント手詰まりでございましてな これ。 ついに め以子はこの家の 本当の歴史をこの家に起こった出来事の核心をほな 呼んできた訳やないんやな？師匠が お父さんだなんて全然 知らなくて。 だって師匠 お金なんて必要ないもの。 とにかく！金輪際 会わんとって下さい。 無理です！それだけは 絶対に無理です。 あんさんのせいで蔵ん中も うちん中もメチャクチャだすけど。
源太が紹介してくれた２人の落ち着き先はうま介という喫茶店馬介さ～ん？どうも～。 悠太郎さんが望んでる事をやってるうちはいいけどそれを外れたら駄目ってそういう事！？そんな事言うてないやないですか。 ♪「いのち短かし 恋せよ おとめ」焼氷も 河童パンも 通天閣パルフェも。 通天閣に頼らなくてもこれだけの腕があれば。 ああ～ ごめん！熱っ！♪「天神橋筋 世にも不思議な焼氷」希子ちゃん… 希子ちゃん。