十中八九 結婚を 前提としているんじゃないかってお静さんが。 お姉さんにやっと来た幸せだから一致団結して頑張りましょうって。 一致団結…。 ♪「始まりは 気付かぬうちに」♪「予報通り いかない模様」♪「そんな時こそ 微笑みを」お静さんの事は「お母はん」って呼んでな。 それからな 話ややこしなるから当日は関西の家庭料理とか?あえて イワシ尽くしとかな。 何や それ?め以子は イワシが唯一苦手な食べ物なのでございますあっ あ…長崎県出身ってあります。
どうして…どうしてですか?どうして こんなふうになっちゃうんですか!それから 程なくして和枝は 一旦 倉田さんの別荘に移る事になりました嫌いになんかなれない。 そして 和枝は農家へ嫁ぐ事になりましたごちそうさんでした!イワシ。 め以子の包丁を滑らせ悠太郎の本を崩した この揺れは後に関東大震災と呼ばれる事になりそして 西門家を大きく揺り動かしていく事になるのでした失礼します!救援物資を手配するという事は届ける人間が要るという事ですよね。
何か分かった?救援隊として東京に行ける事になりました。 悠太郎さんが?救援物資 集めてる最中なんで戻ります。 関西から関東へ救援隊や物資を乗せた船が続々と派遣されていきました。 卯野家の安否はいまだ分からぬまま地震発生から1週間が経過しておりましため以子さん。 集会所で東京から避難してきた人ら受け入れるねんて。 山のような大根をむく事にしばし救われる人間がいる一方でどんどんと 自分を追い込むばかりの人間がいたのでしたちょっと言い過ぎちゃうの?このまま 食べはれへんかったらお宅らのせいですさかいな。
宮本先生が 卒業式におっしゃってたの。 宮本先生が火事に巻き込まれて…。 ああ 桜子ちゃんらがな関東煮作って持ってきてくれたんや。 ひっくり返った具たちのために全力でうまくならなくてはいけない!僕も… おいしい鍋底大根にならなきゃって。 鍋底大根?はい。 これは?コンクリート造の建築物でも火災の熱で 窓ガラスが溶けて延焼してしまうんで。 僕の鍋底大根ですね。
この子に 何か関係あるんですか?いや… この子かて小学校に通うやないですか。 小学校いうんは小さい子どもが通うとこでしょ。 お正月早々お台所に立たなくて済むっていう。 め以子のお節作りは着々と進んでいましたが…う~ん あと一つ…。 め以子の同級生やった。 師匠って?あの… め以子さんの お父さん。 力不足だと?震災で コンクリートが 必ずしも安全ではないという事が分かって。 コンクリート造の小学校の設計を任されたんですけど…。
いや~ もう め以子さんが来てくれはったおかげであの家も ちょっと風通しがようなりましてな。 大丈夫… 大丈夫ですか?今 渡したいの!分かったから呼んでくるから もう。 あっ 悠太郎さんちょっと来てくれるかい?はい。 「私は 昔鉱山で技師をしていました。 銅の製錬には鉱毒というものが付き物で人殺し!人殺し!「君のお母さんが亡くなったのです。 悠太郎 豊かさを追い求め豊かさを失うのが悲しいかな人間という生き物です。 鯛子の寒天寄せです。 …で 最後の悠太郎さん。
火の扱いが楽になった家庭の主婦たちによってさまざまな家庭料理が考案されめ以子は創作料理の懸賞公募で小遣い稼ぎ。 また 漏水があったんですか?地下鉄建設の担当になった悠太郎ははよ 行こう!ぼ~っと立ってるからじゃ ボケ!行くで 行くで!お~!よっしゃ。 しばらく 学校をお休みしてもろてよろしいですか?小学校は 誰でも行っても ええんやないですか?いいですか? お母さん。
何だ この樋は?渡すのか?どこにだ?どこにだ!?何のために血がにじむような思いをさせて土木の人間にアーチ型のトンネルを造らせたんだ!これじゃ 彼らの努力も台なしじゃないか!いや せやけど土木も樋にしろ言いますよ。 なっ?あっ アイスクリンや!う~ん!何や お母ちゃんのとはえらい違うなあ。 あのね ふ久がねアイスクリン 作ってほしいって。
こっちは いつものアイスクリン。 ごめんください!おうちの方 どなたか?はい!西門さんが その…頭 ケガして病院に。 ケガ 大丈夫なんですかね?真田 ポンプどうや?もう少しです!よし!え… どうしたんですか?もう 包帯も汚れてるやないですか。 明日 消毒 行きますから。 ホンマに もう 明日 朝一番で病院 行って下さいよ。 悠太郎さんケガしたし 好物やし。 あれ?ある日 悠太郎の職場へ差し入れに行った時の事ですでも 奥さん 心配でしょう。
悠太郎が何かしでかしたんやろう?悠太郎さんには昔なじみの女の人がおるんです。 あ~ 何や これ 悠太郎さんの好きなもんばっかりやな。 じゃあ 何で毎日毎日料理作って お弁当作ってる私のせいですか!そんな事 言ってないでしょう。 亜貴子さんは ずっと悠太郎さんを好きやったって事ですか?あのなぁ うちにも我慢の限界があるんやけど。 えっ?あなたに 権利 振りかざされてこっちは話したくもない事延々 話させられてるんやけど。
いつか 亜貴子さんには感謝できるくらいにはなりたいな思ってる。 感謝?亜貴子さんと出会わなかったら悠太郎さんは 今の悠太郎さんやなかったかもしれん。 それからも め以子は試行錯誤を重ねてみましたが…難しい!そこで め以子は 意を決して和枝を訪ねる事にしましたあ… あの。 何?やる事 ぎょうさんおますさかい手短にお願いできまっか?私に ご教授頂けないかと参上つかまつった次第でございまして。 会社の方?川久保啓司と申します。
せやのうても あんた和枝ちゃんにいらん義理立てして祝言もせんで。 一日仕事やで。 けれどその後 和枝からは返事は来ず…祝言の日となりましたお邪魔しま~す!はい。 お姉ちゃんに認めてもらわれへん祝言なんて意味ないと思てはるからや。 あのなぁ これからはMrs キャベジの料理手本にするとええ思うわ。 えっ え~!?Mrs キャベジってお姉ちゃんやったんですか?まあ わての方が分が悪い状態で採用数は 倍ですわ。 Mrs キャベジのお料理が載ってる台本写させてもらえへんかな?♪「チョイト 私が気を紅葉」何やいな。