特集ドラマ ナイフの行方(後編)

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この番組のまとめ

俺からナイフを取り上げて腕をひねり上げて警察から隠してくれたのは根本さんじゃないですか。 どうして家政婦さんを替えたんですか?のめり込みそうで怖くなった。 子連れの家政婦が売りですけど一日 この子がいるとお年寄りは疲れるから。 え… 根本さんとですか?そう。 あの人はね その間に JICAでペルーに2年行ったりしてたからやだ もうそんな言い方しないでよ。 無関係です。 根本さんが言わない事は聞かなかったの。

それ 本気で言ってます?本気だよ。 どいつ?松葉杖の若いのだよ。 あいつはね仕事で いざとなりゃ5人でも10人でも自分の部屋に泊めた事はあったよ。 しかし もともとは 私生活をがっちり守るタイプだろ? だろ?うん?あいつは そういうタイプだろ?だから 何?関係ないやつを泊めて骨が くっつくまで面倒見るなんておかしいだろ?人はね 変わるの。 年取って成熟するタイプもあるのよ。 今日は 仕事抜き。 ちょっとぐらい大丈夫だ。 おい…そんな事 言うなよ おい!バイバイ。 バイバ~イ!バイバ〜イ!おい。

事実上の私の女房と新宿だかで会っている。 次男坊か?ところが そうじゃなくて一人っ子なんで。 いや そうじゃなくて 父は自分の次に家を継ぐ息子だから次男と付けたって。 いや どこへ行っても 「ああ次男坊なんだ」って言われて。 だって 本当なんだろう?本当じゃないのか?いや 本当ですよ。 青山一丁目。 うそ?慶應の… 経済の大学院生で。 みたいって?本当の恋人になったと思った時もあって…。 慶應の経済を出て両親はカナダにいて立派なビジネスマンでモントリオールの大学で講義をした事もあるとか。

信じられない」って彼女は叫んでそれから俺に 「どっちが本当?どっちが うそ?」って。 のけぞりながら 彼女を見ると両親がカナダじゃなけりゃ いけないのか。 横の道走ったり 坂道上ったり。 根本拓自だ。 あいつの合気道は すごいからな。 フィリピンの英語で叫んで逃げた。 女性でも 男6人 吹っ飛ばせば気持ちがいいでしょう。 そりゃあ もう女性の方が気持ちいいでしょう。 俺 大丈夫ですよ 俺。 うん?合気道に頼らなくてもやっていけます。 骨折が治れば 大丈夫ですよ。 ホンジュラスの?そう。

今日 ギプスが取れるから来ないかって。 ここで 今日まで お世話になってどれだけ助かったか分からないと思ってます。 協力隊の規則でねどの国の どこへ派遣されても1人ずつだったんだ。 ほとんど 井戸掘りを現地の人たちから教わるだけだったという者もいた。 中心の街に 日本が借り上げた宿泊所があった。 そこへ行けば 日本の漫画もビデオもほかの隊員にも会えた。 日本での就職は面白くなくてね。 といって 外国で 日本を背負って生きるのも嫌だった。

生まれたアルゼンチンのためじゃない。 どこの国だろうとある人口7~8万の町がいわば 地下組織の中心だという話を聞いていた。 定番の地下室にアジトがあった。 日本人が日本人と会うのをとがめる人はいない。 両方から 同じくらい遠い乾期には干上がってしまう池があった。 雨期なんで まあ 灌木というか結構 低い木が茂っているんだ。 理髪店の主人と中古バイクの販売と修理をしていた子だくさんの四十男と 私だった。 国を思う仲間同士じゃないのかと。 町の連中の端にいた老人をなぎ倒した。