待ってましたと飛び起きた日本の夜明けは この番組という事で司会の国本武春でございます。 ほんで セーター売り場のとこでね値札がついてなかったんで店員さんに 「すいません これいくらですかね？」と聞いたんや。 店員さんがね 私の事 無視してね知らん顔してまんねん。 ワイン頂いてね ワインっていまだに コルクなんですよね。 コルク専門の抜くやつが売ってまんねん。 ギリギリ ギリギリなったやつ。 しゃあないな思て一遍引っ張ったろ思てブッと引っ張ったらねコルクが半分だけ取れてもうて。
夜に飛行機が飛び出す。 ほんで １０年も行ってないからね嫁さんと飛行機の中で「あ～ ハワイも変わってるかな？どうなったんやな？１０年もしたらどうなったんかな？」言うてね飛行機の中でね胸が ワクワク～っとするもんでね。 胸が踊ったらレントゲン 撮りにくいやん。 「すんません レントゲン撮ってますので胸踊らんようにして下さい。 鼻が笑たら耳鼻咽喉科は大爆笑や。 ４日間ぐらい 楽しかったからね帰りしなですわなホノルル空港のとこで手荷物検査ちゅうのありまんねや。
と申しますのはね よく寄席でしゃべっておりますと携帯電話 スマホが鳴ったりなんかするんですよ。 しょうがないから どっかの帰宅途中の公衆電話から彼女んとこ電話していたようなものがですよ。 旦那が怪しいなと思えばお風呂か何か入ってるさなか調べたり何かするんですよ。 もちろん 旦那の方もね彼女の名前 直接 入力してません。 何か 今日はね旦那が帰ってくるような気がしてならないんですよ」。 それに 私は ふだんから お世話になってんですよ 旦那には。
ただ 今日はね 旦那が…」。 「大変だ 新さん旦那が お帰りになった！」。 いけねえ！ 紙入れ忘れてきた！そうだよ 座布団に座った時懐が膨らんで 邪魔だから脇に置いたんだよ。 そうだ！ あれ 旦那から頂いた紙入れなんだよ。 弱ったな 旦那が『おっ！これは 新吉んじゃねえか』って拾って 広げてみると ひらひら。 『今晩 旦那のお帰りがないから泊まりがけで遊びに来い』。 やっと寝たかなと思うと夢ん中で 旦那が ニコニコしながら包丁を研いでたりなんかするもんですからピクッなんか飛び起きましてね。
あれは紙入れ めっけた顔かな？見つけなかったのかな？弱ったな～」。 これだろ？ なっ？若えやつは駄目だ。 借りる時 無算段に借りて返す時になってガタガタ震えてんだ。 「いや それが あの… 『人の噂も七十五日』なんて事を申しまして」。 「『人の噂も七十五』…これか？ 女か。 人の道に外れた事だけはしちゃ駄目だ。 人のかみさん間男だけは おめえ 駄目だぞ」。 「いや どこって あの…出かけてってね 一杯やってさあ これからって時にその 帰ってこないはずの旦那が帰ってきちゃったんです」。
そのかみさんから もらった手紙の入ってる紙入れ忘れてきたってガタガタ震えちまってんだよ」。 それで寄席でやるようになってですねだいぶ 楽屋も そうですけどもお客さんの層とか雰囲気とか木戸に座られていてだいぶ変わりましたかね？それは 変わりましたね。