大相撲初場所 八日目

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この番組のまとめ

国技館の入り口を抜けると右側にある江戸時代の勧進相撲の様子を描いた錦絵があります。 この勧進相撲が行われたのが回向院です。 勧進相撲はお寺や神社の建立や修繕費用を集めるために行われ回向院を中心に江戸大相撲として発展しました。 最初の国技館が建てられる明治42年まで大相撲は回向院を舞台に発展していきました。 回向院の映像をご紹介しましたが実は佐田の富士の所属する境川部屋は毎年1月1日、元日に回向院を訪れて、境川親方が東京の第一先輩として慕っていた吉の谷の墓参りを行っているということです。

総合テレビではきょう幕内最初の一番徳勝龍と旭秀鵬の一番をご紹介することができませんでした。 今場所初めての大関どうしの対戦豪栄道、稀勢の里戦がです。 東京で行われる本場所前には協会による神事が行われて奉納土俵入り昭和11年33代目当然玉の海さんも同時でしたね。 実は今場所から幕内最高優勝者に野見宿禰のトロフィーが贈られることになりました。

物言いがつきましたが軍配差し違えで琴勇輝が勝ちました。 琴勇輝のような重心の低い相撲を取る力士とは取りにくいですか、僕は僕は受けてしまうと上体が上がってしまったので、引きたくなってしまいました。 あすは蒼国来との対戦が組まれた琴勇輝です。 きょうの対戦相手は大砂嵐。 佐田の海のお父さんは元小結・出羽海部屋の佐田の海で引退後もしばらくは部屋付きの親方として指導にあたっていました。 そういう人たちが昔は取っていたんでそういう思いで、またもう一度野見宿禰神社を訪ねてみたいと言っています。

このまま千秋楽まで満員が続きますと東京場所では平成9年の初場所以来15日間の満員御礼ということになります。 上手出し投げ、荒鷲の勝ち。 左上手から出し投げ荒鷲が勝ちました。 決まり手は上手出し投げです。 千代鳳はこのあと遠めの上手を取りにいくんですがもう少し手前の上手を取れれば寄れたんではないかと思いますが上手が深いという、自分の上体が上がりますね。 上手が切れてその間に荒鷲が左の上手を取りました。

天皇皇后両陛下が国技館にお越しになるのは平成23年初場所、初日以来4年ぶりのことです。 30年前の昭和60年の初場所中日に天皇陛下が皇太子様のころにご観戦になっていらっしゃいます。 きょうは4年ぶり、天皇皇后両陛下をお迎えしての大相撲ということになります。 豊響に松鳳山。 この両者の対戦では、松鳳山がまわしを引いて豊響のあたりを止めるという相撲がよく見られます。 行司軍配差し違えで松鳳山が勝ちました。 土俵際でももつれるのが松鳳山。 初場所中日幕内前半の取組が終わりました。

きょう天皇皇后両陛下がお越しになるということは恐らく知らない観客の方々がほとんどだと思います。 天皇皇后両陛下は先ほど10分ほど前4時55分ごろこの国技館にお着きになりました。 天皇皇后両陛下がご入場になります。 やはり、天皇皇后両陛下がご覧になるということで独特の雰囲気がありますね。 両陛下をお迎えしての、大相撲全体が平成23年の初場所初日。 平成23年の初場所初日その前の平成22年初場所初日。 いずれも旭天鵬が幕内後半最初の土俵に上がりました。

これ以上、悪くすると今後の土俵力士生命にかかわることもある本人の気力で取りたいという気持ちも分かると思いますが、これ以上悪化してほしくないという気持ちもあります。 常幸龍ですがやはりこの土俵上の2人、勢と遠藤人気があるなということがよく伝わってきます。 今場所は東の前頭3枚目の遠藤です。 遠藤は今場所、わりといい立ち合いをしていますからあたって右の上手ですか引けるかどうかというところだと思いますね。 小結どうしの対戦です、返り三役栃煌山と高安ともに2勝5敗で中日を迎えました。

ともに、三役に戻って勝ち越しをねらっています栃煌山が今場所も3勝目を挙げています。 今場所受ける相撲が多かったので、きょうは立ち合いしっかりとあたっていこうと思いました。 控えには今場所初めての大関どうしの対戦の両者が座りました。 中日、今場所初めて大関どうしの対戦です。 場所前から豪栄道が年末に田子ノ浦部屋に出稽古に行きました。 稀勢の里にはこのまま1敗を守っていってほしいですし豪栄道はこれ以上負けると厳しいですから、負けられないのはもちろんですがやはり稀勢の里としては右の上手を先に引く。

琴奨菊戦も残っています非常に苦しくなってきた豪栄道です。 あすは琴奨菊戦です。 五日目からは持ち直してきた琴奨菊。 これが琴奨菊の相撲。 右四つの栃ノ心を相手には琴奨菊は13対4と大きくリードしていて勝った相撲ではかなりの割合で右差しそして左前まわしねらい。 その相撲できょうも圧倒しました琴奨菊。 琴奨菊は右手が悪いからきょうのような相撲じゃないですかね。 琴奨菊はあす稀勢の里との対戦が組まれました。 琴奨菊もこのあと3人の横綱との対戦を控えています。 琴奨菊の調子も上がってきました。

7つ白星を並べていますが、ここ3日間、若手を相手に、やや苦戦をしている横綱白鵬。 安美錦が左を固めていって左で前まわしをねらう安美錦は左からうまく攻めながら対白鵬戦は善戦をしています。 ますが、しかし安美錦白星をねらっていると思います。 白鵬、突き落としの勝ち土俵いっぱいまで押し込んだのは安美錦でしたが白鵬自身、横綱として600勝目を挙げました。