木曜時代劇 風の峠~銀漢の賦〜(2)「天狗」

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この番組のまとめ

かつては竹馬の友今は絶交されている父上様におっ。 各藩とも 朱子学の藩校を作っておりまする。 確かに名家老 松浦将監様のご評判は藩の内外知らぬ者はござりませぬ。 いまだ ご親戚の中には松浦将監を重んじるお方もござりますれば老いたりといえど油断はなりませぬ。 松浦将監様が家臣伊藤重輔と申す。 その案内役を日下部源五殿に頼む との仰せだ。 お奉行様に!?さすが 小弥太だ。 …十蔵?郡奉行なら 仇 九鬼夕斎に手が届くかもしれんな。

これは 郡奉行松浦将監様からの密命じゃ。 小弥太… いや 将監様が わしに?お奉行がお前など知る訳がなかろう。 お奉行から鉄砲衆に下った密命を受けわしが お前を選んだのじゃ。 もう 誰にも止められんところまで来ていると郡奉行 松浦将監様に伝えてくれ。 ばかな… ばかなまねをするな!これも 裏家老 九鬼夕斎の長年にわたる悪政の付けだ。 将監様は お奉行。 この詩を松浦将監様に。 なお 天狗申し候には昨今の百姓らの困窮は長年の悪政の付けなる由甚だ 恐れながら右 お伝え申し候」。

将監!国元を守るのが家老 この本庄内記の務め。 この者たちの総代十蔵と申します。 望みとは何だ?たった一度の大日照りで何百人も飢え死にを出す政をなさる極悪人を我らに お引き渡し下さいませ。 十蔵!本日はご家老様のお供でございますね。 心の声十蔵。 わしは今日回想十蔵!心の声いよいよお前の無念を晴らす時が来たぞ。 あのころは 斬るにも値せぬやつと見下げ果てたのだ!拙者が側用人 山崎多聞である。