ファミリーヒストリー「くるり・岸田繁~京都に生きる誇り 運命を変えた上海〜」

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この番組のまとめ

母方の一ノ瀬家は太平洋戦争の直前上海へと旅立ちます。 戦前 戦中 戦後苦しい時代の中必死に命を紡いできた二つの家族。 江戸時代から代々 仏具屋を営んできた岸田家。 跡継ぎがいなかった岸田家に養子に入ったのが藤次郎でした。 繁さんの父 昭夫さんは10年ほど前から自らの手で 岸田家のルーツについて調べてきました。 岸田家に養子に入ったものの藤次郎は仏具屋を継ぎませんでした。 岸田家の自宅があった京都 東山です。 岸田家は この辺りに たくさんの借家を持っていたといいます。 曽祖父 藤次郎が一代で築き上げた富。

ケイ諸島は 南太平洋に浮かぶ インドネシア領の島々。 頼さんですか?ケイ諸島で藤一と同じ部隊だった…森の奥には空襲の際日本兵が逃げ込んだという洞穴があります。 頭に浮かぶのは日本に残してきた家族の事。 そして 海外に行くために商社を選んだ長男 一郎はアメリカのシアトルで長年 暮らしました。 今から70年前 祖父 藤一が心に刻んだ戦場での記憶。 繁さんにとって祖母 信子さんは子供の頃からの良き相談相手でした。 祖父 正二は 会社の同僚でした。 これは 一ノ瀬家の家族写真です。

繁の母 真知子さんは後年 母親が夢を見ながら泣いているのを見た事があるといいます。 真知子さんは この家の2階で生まれました。 真知子さんには 忘れられない母との思い出があります。 当時 昭夫さんは京都の広告代理店に勤め真知子さんは 大阪で医療事務の仕事をしていました。 結婚の数か月後真知子さんが妊娠します。 昭夫さんは 「繁」という名前を付けた日の事を育児日記に記していました。