イスラム過激派組織イスラム国と見られる組織に拘束された後藤健二さんの画像が、インターネット上に投稿されました。 続いて、イスラム国に拘束されたと見られる後藤健二さん。 ヨルダンで拘束されているイスラム国の関係者と見られる人物が釈放されれば、それと引き換えに後藤さんが解放されるとしています。 今回の画像の信ぴょう性が認められれば、イスラム国と見られる組織が、これまでの身代金から、ヨルダン政府に拘束されているとする仲間の釈放に、要求を変えたことになります。
ヨルダン国内には、イスラム国に拘束されている、ヨルダン軍の戦闘機のパイロットと、リシャウィ死刑囚の身柄を交換してはどうかという意見も出ていることから、今後はヨルダン政府の出方が焦点となります。
そして今回、名前が挙がりましたサジダ・アル・リシャウィという女の釈放を求めているわけで犯行グループをリードしていたというふうに言われてるんですけども、彼女も含めてイスラム国の源流の一つである、当時はアルカイダのイラク支部ですね、犯行であったというふうにいわれております。
仮にこの画像や音声の信ぴょう性が認められれば、イスラム国側は、これまで2人の身代金として2億ドルを要求していましたが、解放の交換条件を変えてきたということになります。 また、イスラム国による拘束事件では、トルコが捕虜との交換などを条件に、人質の解放交渉が行われたと報じられたケースもあることから、政府はこうした事例などについても検証しながら、今後の対応を検討するものと見られます。