安芸の小京都と呼ばれる竹原ではあのドラマの主人公ゆかりのもちろん、すてきな人たちともたくさん出会いました。 安芸津という港町から瀬戸内海沿いに東へ向かって竹原、三原、尾道、そして尾道からは生口島まで行きました。 安芸津で取れるカキは注ぎ込む川が近くにないため塩分濃度が高く身が引き締まった濃厚な味だといいます。 竹原といえば朝の連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなったウイスキーの父・竹鶴政孝の生まれ故郷でもあります。 スコットランド女性のリタさんと結婚した政孝は、1894年この町で生まれました。
瀬戸内海の島々は今、フルーツの最盛期と聞いた松崎さん。 全国でも有数のかんきつ類の生産地生口島。 この季節、島には甘夏、はっさく、レモンなどが辺り一面に広がっていました。 生口島は国産レモンの発祥の地としても有名です。 日当たりがよく雨の少ない温暖な気候と水はけのいい段々畑の土壌が上質のレモンを育むといいます。 レッドレモンだって知ってる?知らないよね。 普通のレモンと全然違う。 本当だ!レモンだ!ヒメレモンとも呼ばれとても珍しい品種だそうです。
この仏手柑これがヒメレモンさんしょうのにおいがすると言っていたけど、本当だ。 続きましては「ニッポンぶらり鉄道旅」です。 まずは、永平寺口で途中下車。 来ましたね、永平寺。 およそ770年前1244年に開かれた座禅修行の道場です。 地元の中学校では2年生になると永平寺へ1泊2日の座禅修行にいくそうです。 永平寺はふるさとの誇り。 江戸中期から明治末期まで日本海を往来した北前船。 勝木憲二郎さんは43年前船だんすに魅せられその復活に懸けてきました。 およそ1kmにわたり断崖絶壁が続く景勝地です。