第１次世界大戦のさなか イギリスの貴族 クローリー家が住む館 ダウントン・アビーラビニアを呼び寄せて マシューの世話をさせるべきじゃありませんか？確証がほしいのよ。 バカ言わないで！結婚させれば メアリーを守れるという考え方自体がそもそも バカげてるがな。 息子さんは 元気かね？確か フレディ？亡くなったご主人が 恋しいかね？それは もう…。 エルコット家では 息子４人のうち３人を失いカーター夫人の一人息子は終戦の１か月前に亡くなった。 戦争が終わり 人々はまず ホッとするがその次に ガッカリする。
君は メアリーや妹たちの世話係だ。 メアリー様との新居に来いというお話なら ありがたいのですが婚約者のベイツが ここの従者なので私も…。 メアリーも ガッカリするだろう。 お父様は どう？戦争前のように 自分の人生が価値のあるものだと思いたい。 ヒューズさんに言い忘れたけどブライアント少佐のお母様が 手紙でとっても すてきだ。 でも 本当に ハクスビーで働きたいと思っているの？「ダウントンを去るのが 残念か？」と聞かれれば…残念だし 毎日 悔やむだろう。
私は 何をすれば？ハァ… お屋敷の外の肉貯蔵室にいてちょうだい。 ブライアント夫人に話しかけられるチャンスがあったら赤ん坊の話をしてみる。 その人は どこから？軍の余りとか アメリカとかアイルランドとか いろいろ。 あの方は アンナに報酬をちらつかせてお嬢様の行動を 全て知らせるようにと言ったそうです。 夕食前に 散歩でも どう？その前に着替えないと。 だが 後悔しないか？メアリーを気にかけているだろ？ですが 尊敬できない男のためにこのお屋敷を去るなんてもってのほか。
アハハハッ！こうなった理由は１つしかありません。 状態から見て脊髄が切断されていて治癒は不可能と思われました。 診断に賛成できずそれに 大尉には 下手に期待を持たせたくなかったんです。 ダウントンに近すぎるのも問題があるかと。 ダウントンで。 ダウントンで結婚すると言ってたわ。 他に誰が？ウフフッ。 ウフフッ。 工夫しなきゃならないのは食材が不足しているせいだろ？不足どころか 今は何にも手に入らないよ。 とはいえ マシュー様のためにウエディングケーキを作ろうと思ってる。
運転手は 車で待機させておく。 運転手に食事は？いや 結構。 では 早速 ブライアント少佐が過ごした部屋へ。 息子が父親だという証拠はあるのか？手紙とか サインとか。 ブライアント少佐は一人息子だったんですね。 だとしても法的な証拠は何もない。 母さんがやってる難民の福祉団体に頼んでみては？それは 冷たくない？そう？誰だって選んだ道は引き返せない。 女王様 それは いつかしら？デイジーが作るケーキの出来次第だね。
まだ マシューを好きか？そんな まさか！ 私以外の女性を愛している人など 愛さないわ。 どうしたの？弁護士の話では ヴェラが 友人に手紙を書いていたらしい。 大丈夫？ 何だか 随分深刻そうだけど。 デイジー どうしたの？ こんな時間に一体 何をしてるんだい？しぼんでないかどうかケーキを確認したくて。 だって ウエディングケーキなんて初めてだから。 最初に 生地の味見をした？じゃあ トーマスの材料を確認してみようかね。