本を愛し、人生を愛してやまないなにわの名物古本屋店主。 今、自宅の1室を古本屋にしている坂本さん。 坂本健一さんは、大正12年大阪に生まれました。 戦争から帰ってきた坂本さんは食うや食わずの家族を養うため買い集めてきた文庫本を売りに出しました。 坂本さんが50代のとき店を離れ出歩いてばかりいることに和美さんが腹を立てけんかになったことがあります。 6年前、和美さんが、がんを患い余命3か月と宣告されたときも坂本さんは、書き続けました。 坂本さんは今も、和美さんへのメッセージを書いています。
金太郎の首にリボンを付け後ろ姿にアクセントを付けるのが松山さんのこだわり。 松山さんの家にはこれまで作った作品が所狭しと並んでいます。 玄関先は、松山さんが贈った作品でいっぱいでした。 坂本さんも小学校を卒業して夜間学校に通いながら、働きながら学んだという人生、苦労した経験がありますし文学の経験も豊富だということで坂本さん91歳でしょ?92歳って書いてある。 東京電力福島第一原発事故によりすべての住民が強制避難となった福島県浪江町。 2万1000人が4年近く避難生活を送っています。
去年12月、町は避難生活をしている住民の健康状態をまとめた調査報告書を出しました。 原発事故直後から3年の間の二本松市にある浪江町の仮設住宅です。 健康白書の執筆者の1人で診療所長の関根俊二さんは住民の健康管理に20年近く携わってきました。 関根さんは避難から4年を経ても住民の健康状態が改善しない背景をこう指摘します。 さらに、心配なのは60代以下の現役世代の健康状態です。 町は、震災の半年後から保健師による個別訪問を増やしたり仮設住宅での健康相談を行ったりしてきました。