シリーズ被爆70年 ヒロシマ復興を支えた市民たち「鯉(こい)昇れ、焦土の空へ」

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この番組のまとめ

カープじゃ~!広島に プロ野球チームが出来るというニュースは瞬く間に広まっていったほいじゃけど こんな時にプロ野球チームじゃなんて…。 プロ野球じゃ~! わ〜!うお〜! やるぞ! やったるぞ!昭和24年 日本野球連盟はこの人気を受けて経営資金を大企業に頼るのが常識である中それを なんと地元自治体の出資で賄う計画を打ち出した滝をのぼる姿から生命力の象徴とされる。 皆さん 新球団が この広島の復興の旗印となるならばうん? 広島で初めてのプロ野球チームあの人をおいて おらんじゃろ。

「セントラルリーグの新球団広島カープの結成披露式は1月15日 広島市民球場で行われました」。 だが その期待とは裏腹に急ごしらえのユニホームは背番号が取れかかり人数分そろわず背広姿の選手もいる始末また 石本さんがそれまでに集めた選手は峠を越えたベテランと無名の新人ばかり。 こうして 石本さんは入団テストを行って地元の新人を発掘するなどあらゆる手を尽くし開幕ギリギリまで選手集めに奔走したどうですか? 選手の方は。

頼みの綱 地元自治体からの大口出資は いまだなく負け続けのカープは観客が いくら入っても更に 夏を迎える頃には選手への給料の遅配が当たり前となっていったこれでは石本さんにも選手にもまともに給料もろうた事ないですけんね 私は。 まず やっぱし石本さんじゃないとしかし それでも事態は好転せずカープは ついに 地元企業から借りていた合宿所を家賃未払いのため追い出されたのだったあら 白石さん!どうも ご無沙汰しております。 わしカープの監督しとる 石本いいます。

石本監督!おお 君が 野球選手目指しとるいう長男坊か。 昭和26年スポーツの祭典 国民体育大会が原爆は あの日 数年間では決して癒やせぬ深い傷をところが そんな さなかナインも市民も耳を疑うような絶望的な出来事が起きてしまう「本日午後中国新聞社で開かれた広島カープ球団役員会にて カープは大洋ホエールズとの吸収合併が検討されている事が明らかになりました」。

石本さんは 市民に直接 呼びかける演説を行いこれを手始めに 怒とうの後援会作りを スタートさせた皆様の声援に沿うべく我々 ナインは 頑張ります!頑張れ! 頑張れ~!石本監督! 秘書課と会計課の有志から かき集めました。