早起きは三文の徳どころではございません笑って 驚き 値千両という事で 「演芸図鑑」国本武春でございます。 さてさて今日の演芸はといいますとまずはマジック マギー司郎さんでございます。 2人で一生懸命 やってみますからね手品用のコップなんですけどねこれ 手品用ですからね。 この手品用のグラスにハンカチを入れます。 これで 3つ 数えるとねシュ~ッとコップの底からね ハンカチが抜けるの。 好きなとこで ストップって誰か 言いたい方います?ストップって言いたいんだけどって。
播州赤穂の城主 5万3,000石の主浅野内匠頭長矩公がそのような事をするはめになったかと申しますとあの時代毎年 お正月になりますと徳川将軍家の名代として 高家衆が京都に上ってまいりまして時の帝に 新年のご挨拶を申し上げるというしきたりがございました。 勅使 院使が江戸に下ってまいりました時に院使のご供応役が伊予吉田の城主で伊達左京亮様という。
吉良様の家柄が大層高貴な家柄だったもんですから今の言葉で言う最初から 札束で ほっぺたひっぱたくような やり方をしちゃ失礼だと思ったからまず 最初は型どおりのものを持っていって仕事が全部終わったあとそれこそ 莫大なお礼をしようと思ってたんだがこういう気持ちが吉良様には通じなかったんですな。 ですから お芝居の方ではいまだにタ~ッと斬りかかっていったこの時になんと 吉良上野介が頭でもって がっちりとそれを受け止めたというから吉良様というのは随分 石頭だと思ったけれども別に 石頭じゃないんですな。
「とっても あります」って自慢して言っちゃいけない事なんだけど舞台が好きなゆえに夢中になっちゃって少しでも 少しでも お客様の方に行きたくなっちゃうんです。 舞台 立ってて どうしてもお客様の方へってなって歌いながら こうやって行ってそのまんま…。 それは 自分で落っこっちゃったんだけどエノケンさん 榎本健一先生という…私が17歳の時にねコマで エノケン先生の舞台があって芝居は舞台の上でしろ」って。