キッチンワゴンがやってきたのは日本有数の豪雪地新潟県十日町市。 出会えたのは樋口久枝さんと母の ナツヰさんです。 そこに 何かあるんですか？キャベツ そこに埋まってるんですか。 凍ってない！雪の中のキャベツ。 キャベツは 雪の中に保存すると糖度が上がる事を先人たちは経験で知っていました。 このキャベツを食べて… ねえ。 キャベツとか大根とかねぎとか。 うん！保存状態 ばっちり？ばっちり！ みずみずしい！ちょっと もらっていいですか？うん！ ホントだ！ みずみずしい！ホントだ…。
冬の農閑期 出稼ぎで町を出る男たちに代わり女性たちが家を守ってきた十日町。 そんな時近所の親しい奥さんたちが集まって開くのが このお茶会。 同じ大根でもいろんな なますとかいろんな料理にして そしてお茶飲みおいでって言って。 保存野菜を分けて頂きました。 三國シェフも雪国出身。 その経験を支えに３０歳で店を構えた三國シェフ。 毎月 新しいコースメニューを考案し続ける事を次なる出会いを求めて山あいを走っていると…。 三國シェフ いてもたってもいられない様子です。
今は このハウスになったからさするんだんが青菜っていう 三月菜 言わないで青菜って言ってで 今 このハウスのおかげで今 出せてる？今 出せるんです。 青菜のおかげで出稼ぎせずに家族みんなで いられる。 娘が街の方に嫁いでるんだけど…これと青菜と あえたら最高のコンビやな。 城之古青菜を分けて頂きました。 やっぱ フレンチの だいご味って意外性で想像力だから。 この時 三國さんの想像力はフル回転。 うさぎはメインディッシュじゃないですか。 メインディッシュですね。
最後にゼリー寄せを盛りつければ出来上がり。 これで完成です！次はメインディッシュ。 三國シェフ主役は どうするんですか？今日 来てくれるかね。 樋口さんが毎日使う煮干しでだしを とり始めました。 そこへ 香辛料のサフラン。 ゆでた野菜や餅巾着に熱々のスープを注げばフレンチ風の お雑煮に。 フレンチ風あの おばあちゃんの煮込み。 料理にしたら相性が良かった。 十日町を彩る具材が たっぷり。 熱々のメインディッシュです。 そこに パイナップルの酸味とはちみつのコクを加え…。