第70回びわ湖毎日マラソン ~兼 世界選手権代表選考会〜

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この番組のまとめ

2月の別府大分毎日マラソン日本人トップ、代表選考の可能性があります。 世界選手権の代表最も多くて3人です。 さらにその世界選手権で日本人トップに入って8位入賞を果たしますと来年のリオデジャネイロオリンピックの代表に内定します。 してこのナショナルチームから選考という条件もあるんですが今のところ世界選手権の代表選考の条件をクリアしているのは東京の今井、ただ1人です。 世界選手権にも2度出場するなどスピードと持久力を兼ね備えたベテランです。

リオデジャネイロを目指す選手にリオのオリンピックを考えたときにやや風が2.4mと強い気がします。 ことしのレースも第1放送車上武大学駅伝部監督の花田勝彦さんに乗っていただいています。 タイムは少しずつ上がっていてリオデジャネイロオリンピックというものを意識した発言が目立ちます。 海外招待選手1人が欠場7人が出場します。 3年前の優勝ドゥングウォルクはベストタイムが2時間5分台非常にレベルの高いエチオピアの中で世界選手権の代表に選ばれた経験をすでに持っています。

条件的にはいろいろと気になる要素も数多くある中で選手たちがスタートを切っています。 70回目を迎えましたびわ湖毎日マラソン。 皇子山陸上競技場を出て選手たちは今北に向かって進んでいます。 ペースメーカーの脇に一般参加の白いナンバーカードの選手も数多く見られます。 花田勝彦さんは現役時代このびわ湖毎日マラソンを走ったそういう状態でもう先頭集団ができています。 例年ですと60人ぐらいの先頭集団で5kmぐらいまで行くというケースがあるんですが集団が大きいですね。 このあと2km地点選手は右に曲がります。

そしてジンバブエのジュワウォが先頭集団から遅れています。 海外招待選手のケニアのディエマです。 世界選手権も、マラソンで2回出場しています。 モスクワの世界選手権のあとはなかなか思うような走りができていないんですね。 琵琶湖観光の玄関口遊覧船の発着場でもあります。 今は少し距離がありますけれどもこのあと琵琶湖、そして瀬田川とこのあとすぐ選手の横を通過するというそういうコースにもなっていますびわ湖毎日マラソンです。

5kmから10kmに向かって今回のメンバーを見ますと2時間11分台、12分台という選手が非常に多いですね。 外国人選手が給水のところでどういった動きをするのかなかなか見えないところがあるので注意が必要ですね。 きょうは雨で、路面もぬれている中で選手たちは最初の給水を取りました。 まだ前半なので、どの選手もまだ余裕がある顔をしているようにそして3列目4列目辺りに佐々木がいます。 2時間12分13秒がベストタイムですのでもう一段、飛躍を期待する選手ですね。

近江大橋の脇を選手たちは通過しています。 5回優勝の宇佐見さん宗茂さん、宗猛さんの宗兄弟が優勝したときには近江大橋を走りました。 国内でのマラソンが2年3か月ぶり自己ベストがいわゆるサブテン2時間10分を切るまであと少しという記録を持っています。 去年のびわ湖毎日マラソンが初マラソンだったんですが去年の後半、腹痛があってなかなかペースを上げることができませんでした。 375番、初マラソンの流通経済大学の吉村です。

ヨーロッパのチャンピオンも1km3分設定ですので15分5秒4秒ですと誤差の範囲内というイメージでしょうね。 石山寺などを過ぎて瀬田川洗堰瀬田川に架かる洗堰を越えるとすぐに15kmです。 途中には唯一はっきりと分かるアップダウンの平津峠を選手たちは越えていきます。 文字の色が少し変わっているのは最初の5kmには加わっていたけれどもそこから、集団から落ちてしまった選手です。 バットオチルが前のほうでポジションを取っています。 2時間6分台というベストタイムを持っている選手です。

12kmのポイントの辺りですがディエマが後ろのほう集団に再び戻りました。 やはり給水があると取りにいってどうしてもペースが上がるという先ほどの給水のところで少しペースが上がったんですがやはりそのあと3分4に落ちましたからそのあとディエマ選手も楽に追いつけたのかなと思います。 先頭集団が10kmを通過した段階では向きだけ見ますと前半、背中から追ってくる形になります。 世界選手権の代表選考最後のレース。 九電工の前田が依然として集団の真ん中付近にポジションを取っています。 松宮隆行選手が集団の中に見えます。

宇賀地君は積極性が売りの選手なので今回はそういったところも期待したいです。 このあと瀬田川の洗堰を渡って瀬田川の対岸に選手たちはポジションを移します。 瀬田川の洗堰に選手たちが入ってきました。 海外招待選手、1人早い段階で遅れていますが、6人この中に入っています。 ナンバーカードの若い選手というのは2時間11分、12分そういったタイムの選手ですがそういった選手も集団の中に入っていますね。 そういう選手からすると15kmぐらいの距離はどうなんでしょうか。

ハッサンは去年、後半に入ったところで集団から落ちてしまった腹痛などもあったという選手です。 その中で佐々木は比較的前のほうにいて選手も風を受けたくないというのがうかがえますね。 そうですねここに来て3分6秒に落ちるような距離ではないのでそういった意味ではもう少しペースを上げてもらったほうが記録に対する期待もできるんじゃいるわけでナショナルチームのメンバーでいきますと世界選手権の代表選考の条件に入っているのは今井だけです。

世界選手権の代表は去年12月の福岡と東京、そしてこのびわ湖、日本人上位3人が選考の対象になります。 2月の別府大分毎日マラソンは日本人トップの門田が唯一代表選考の可能性があります。 また今回、前田が活躍することによって、またさらに多くの選手が頑張れる要素になるんじゃないでしょうか。 前のほうに出てきたのは黒崎播磨の園田です、ナンバーカード142番自己ベストが2時間19分台ですから先頭集団は本来ですと苦しいペースかと思いますけれど。 19kmの手前に瀬田唐橋があり人の多いポジションを選手たちは。

32番はモンゴル出身のバットオチル。 前田は4列目ぐらいを走ってみてメキシコのウリベが。 海外招待選手のオリベが遅れてきました。 またスペシャルドリンクを。 スペシャルドリンクは選手にとっていろいろなものを入れています前半と後半で変えていたという話を聞き私はあまり取らないようにここしばらく変わってはいません。 32番がバットオチル3番がケニアのドゥング。 やはりバットオチル選手を含めて少しレースが動きだしたのかなと感じます。 海外選手の中では、この選手が先頭集団から遅れました。

22kmのポイントを通過しま宇賀地が後ろですね。 終盤の走りが1つ、宇賀地にとっては課題の部分があるんですか。 それから双子の松宮兄弟が前後ナンバーカード310番は初マラソンの野口です。 10000mでは日本トップレベルの実績をこれまで作ってきた選手です。 だいぶ長くなってきたように見える先頭集団です。 期待の宇賀地ですがちょっと先頭集団からは離されました。 宇賀地は先頭からは7秒差です距離にしますと40mぐらいです。

ちょうど今回がマラソン4回目24km付近の先頭集団が通過していきます。 その中で宇賀地、池田などはどうでしょうか。 最初のマラソンが海外、なかなかこういった大会に挑戦池田君は宇賀地君には負けられないという意識も持っているのかもしれませんね。 競い合うようにして、その2人で先頭集団に追いついた形になります。 やはりこの2人は同郷の栃木ということで那須拓陽高校出身の池田作新学院出身の宇賀地高校のときから池田はかなり意識があったと聞いてい先頭集団が手元で数えて25人ぐらいです。

ポジションとしては少し後ろの位置になりましたが佐々木の動きなどはどうでしょうか?序盤とまた中盤の給水は位置づけも変わってくる可能性もあると思いますが。 前田、佐々木はまだ先頭グループにいますがだいぶ人数が減って16人ぐらいその中に日本人の選手がたくさんいるのでこれからのレースが非常に楽しみですね。

佐々木、前田も人数はだいぶ少なくなりましたがわりと後ろのほうにポジションを取っていました。 後ろを見ながら誰がついてくるか確認していますからそれにバットオチル選手も反応しています。 バットオチルが前に出ましたかね。 少し後ろが離れてきてここはバットオチルの動きはどうでしょうか。 早くもバットオチル選手は勝負をしていると感じますね。 バットオチルはアジア大会などでも序盤からどんどん仕掛けるような走りをしましたね。

いちばん前にいるのは4人ドゥング、バットオチル前田メウッチ、ドゥングがまたペースを上げるんでしょうか。 前田君の表情は余裕があるんですが少し口があいてきたのでなんとかこの集団で、離れる中でバットオチルが追うという動きでしょうか。 前田は世界選手権の出場経験はありますけれどマラソンの優勝というもの意識している選手でもありますね。 年齢的な部分とマラソンの回数を含めてここらで1回前田君には勝ってほしいですね。

先頭は画面の右下小さな画面ですケニアのドゥングそして追う2位グループに日本人の前田がいます。 日本人上位3人まで入ることが世界選手権の選考の条件でもあります。 正式な記録ではドゥングと2位グループの差が37秒差先頭から58m差ですので2位グループとは20秒くらい日本人2番目初マラソンの野口は離れているということになります。 野口は少し前傾姿勢で前を追って野口、後ろのウォルクとは50mぐらい離れているということになります。

バットオチルが前に出ているんですが、バットオチルが500mほど手前からちらちらと前田やメウッチの表情を見ています。 バットオチルとは少し差がついてきたか。 バットオチル選手も、このまま押していければいいんですが少し休むとすぐ後ろから来るのでそういった意味では、ペースを口に含んだんでしょうか。 バットオチルはメウッチの前に出ました。 バットオチルがまた前に出ました。 36km、37kmと同じ状況が続いているので前田君としてはますが駆け引きの中でのペースです。

やはり前田君が見えているというのは野口君にとって頑張れる1つの材料ですね。 だいぶ離れてバットオチルとメウッチの2人残り3kmのポイントに前田が来ます。 およそ40秒ぐらいの差だと思い後ろ、まだ離れていて残り2kmを通過今のペースで行きますと11分30秒ぐらいになるかという前田のペースです。 前田はモスクワの世界選手権以降思うようなレースができずに国内でいいますと別府大分などはかなり早い段階で遅れるレースがありました。

初マラソンの野口細かい雨が降り続く中、快調なペースで一歩一歩フィニッシュラインに近づいている小さな画面のドゥング。 2時間11分45秒になるところ前田が日本人1位でフィニッシュ。 世界選手権の代表選考会日本人トップは2時間11分台でナショナルチームのメンバーのそして初マラソンの野口が帰ってきました。

2時間14分台で8位でフィニッシュ。 日本人では3番目のフィニッシュです。 ことしは苦しい走りになりました世界選手権の代表選考がかかったレースですが日本人では4番目でフィニッシュ。 選手たちは、びっしょりと雨にぬれる中でフィニッシュです。 11位12位で戻ってきたのがSUBARUの五十嵐が13番目でフィニッシュです。 初マラソンの佐藤もフィニッシュ15分台です。 ナンバーカード307番をつけました清谷もフィニッシュ松宮兄弟も弟、兄の順番で並ぶようにしてフィニッシュしてきました。