今回の依頼は 汚れてしまった卒業証書という事ですけどJOYさんは どうですか?卒業証書 大切に とってますか?いや 知らないですよ。 依頼人が よみがえらせたい卒業証書には一体 どんな思いが込められているのでしょうか?こんにちは。 高校の3年間 千代美さんがアルバイトをしていたお店です。 高校卒業後も 悩んだり落ち込んだりした時には必ず ここを訪れ大将の作ってくれる料理と高校卒業後に目指したのは…アルバイトをしながら資格を取得しました。
私も 高校 大学と行って やっと学校の勉強から解放されるって思ってたのに大人になって また自らその難しい受験勉強に挑むっていうのが私にしたら考えられなくて。 あっ これは不合格通知だと思って開けたら「合格」って書いてあったんでまず どうしようって思って。 それでは 河崎さんの努力の証しでございます学位記をよみがえらせるために一体どんな よみがえりマイスターが力を貸してくれたんでしょうか?39年間 苦労と努力を重ねようやく手にした大学の卒業証書。
いよいよよみがえりチャレンジ スタートです!マイスターは 3種類の薬品を用意していました。 何種類かの漂白剤で どのくらい効果があるかって事を調べて一番効果があり なおかつ影響を与えにくいものマイスターはすぐには漂白作業に入らず綿棒に採取した色のサンプルで効き目を調べようというのです。 しかし マイスターは 3つとも実際の漂白作業には使えないといいます。 しかし 下から空気で吸引しながら紙に漂白剤を付ける事でマイスターが選んだ 次亜塩素酸カルシウムを1滴 垂らすと…。
1時間ほど洗浄作業をしたところで一旦 紙を装置の外へ。 洗浄から乾燥まで 一連の作業にかかる時間は およそ2時間。 水による洗浄作業を始めて3日目。 この日も朝早くから マイスターは一人 作業をしていました。 連日にわたる長時間の作業。 水での洗浄を繰り返しシミの成分を減らした事で残りは 弱めの薬品次亜塩素酸カルシウムでも漂白できるのではないかとマイスターは考えていました。 長時間使うと 確実に劣化するためここからは スピードの勝負です。 漂白作業を中断し次の手を考える事にしたのです。
するかい マイスターが!それでは 河崎さんもこちらにお越し下さい。 よみがえりマイスターよみがえりましたか~すご~い!すげえ!きれい!さあさあ 河崎さんよくご覧になって下さい。 マイスターは 熟練の技を駆使してシミを取るだけではなくて紙全体を元の色に よみがえらせました。 名前の墨が落ちないようにマイスターが考えた作戦とは?墨が下に吸引されないようにしました。 文字に薬品が付かないように細かな作業を続けるマイスター。 紙の状態を見ながらギリギリまで漂白を続けるマイスター。