逆境の中 たくましく生きるタスマニアデビルの物語です。 タスマニア島では ２０種類近い有袋類が暮らしています。 タスマニアデビルはふだん 単独で行動します。 体重当たりのかみ砕く力は地球上の哺乳類の中で最強とも言われています。 こうした関係はタスマニアデビル一般に よく見られます。 オオフクロネコの２倍の体重があるタスマニアデビル。 最強の肉食動物としてタスマニアの自然に君臨しています。 タスマニアデビルは主に動物の死骸を食べていて生きている動物の狩りをすることはほとんどないんです。
鳥の卵やヒナはもちろんタスマニアの貴重な動物の子どもも食べてしまいます。 森にデビルがいるおかげでネコが増え過ぎるのを防ぎ結果的に森の動物たちを守ってくれます。 更に「伝染する」という性質がタスマニアデビルを 絶滅の危機にまで追い詰めました。 デビルは もともと 南西部を除く島全体に生息していましたがこの伝染するがんは瞬く間に広がりました。 がんの伝染がこれほどまでに速く進んだのはタスマニアデビルならではの行動に原因があるといいます。 はるか昔から 獲物を分け合って食べてきた タスマニアデビル。
おお～ それじゃ タスマニアデビルがかわいそすぎますよ。 でもね この免疫力があるデビルを繁殖させ 増やしていけばデビルくん 頑張って下さいね！応援しとりますぞ～！島には 豊かな原生林が残っています。 プロジェクトが始まったのは２年前。 筒の中には ケアラーの家庭や保護施設などで大切に育てられたデビルが入っています。 名付けて 渡り鳥復活プロジェクト。 さあ あなたも 鳥になってイタリアの大空へ！イタリア北東部アドリア海沿岸に２００種類もの野鳥でにぎわう水鳥の楽園が あります。
鳥たちに 渡りを教えられるほど自分に ハンググライダーの技術があるのか不安は あります。 ハイイロガンは 植物の葉や穀物などを食べます。 さあ ハンググライダーを発進させてみましょう！あれ？ どうも反応が よくありません。 ついに 初飛行に成功！おっと… まだ飛んでいます！ヒナを励ます アキッレさん。 キツネや イタチアナグマなどハイイロガンを狙う動物はたくさん います。 さらに ハイイロガンの ねぐらは食事場所から遠く離れている事が しばしば。
水の都 ベネチアを越えてイタリアを縦断！旅の行く手に 果たして何が待っているのか？渡りを教える 今回のプロジェクト。 ハイイロガンで成功したら他の渡り鳥にも役立てたいと考えているんです。 イタリアで絶滅してしまったクロヅルや コウノトリ。 それらの卵を 他の国の繁殖地から もらい受けイタリア国内で 渡りをするように教える計画です。 ハイイロガンの飛行訓練は壁に ぶつかっていました。 ハンググライダーの後ろに列を作って飛んでいますよね。 飛んでいる ハンググライダーのプロペラの左右には空気の渦が出ています。