それから4年の間に自宅を再建したり災害公営住宅に入居したりした人はいますが今もなお 23万人が避難を余儀なくされています。 また 自治体が 民間の賃貸住宅などを借り上げるいわゆる みなし仮設にはおよそ12万人がいて今も不自由な生活を送っています。 被災者向けの賃貸住宅災害公営住宅は今年度中に 1,000戸が完成します。 頑張って!一方で 今も 仮設住宅ではピーク時の 1万3,000人が避難生活を余儀なくされています。
それから 阪神・淡路大震災のあと被災者の心のケアに取り組み東日本大震災の被災地でも活動していらっしゃる兵庫県こころのケアセンターセンター長の加藤 寛さん。 やはり阪神の時と どうしても比べてしまうんですけども阪神の時の4年目っていうのはある程度仮設の解消をしかけていまして地域も 復興が見えてきていた訳ですけども東北の場合にはまず 安全な土地を確保しなきゃいけないというところから始まってますのでなかなか 復興っていう姿が見えていないっていうような状況を感じます。
石巻市の水産加工団地は7割が事業を再開しましたが全体の生産量は震災前の半分です。 震災前 水産加工団地の従業員が多く住んでいた周辺の住宅地は津波で流されました。
「子どもの成長とともに学校でのいじめも陰険になり『仮設にいるくせに』などと差別的な言葉や更に 避難生活が長期化する中で周囲の無理解が深まっている事を打ち明ける人も少なくありませんでした。 森さんは 震災前夫婦で工場を営んでいましたが津波で全てを失い夫との関係が 一変しました。 宮城県名取市の心療内科に通う会社員 鈴木克人さん 30歳です。 大きな傾向を見ると次第に減っていた患者数が克人さんは 震災の翌年に結婚しその後 ローンを組んで自宅を再建しました。
最近の私の経験で阪神大震災を経験された方で本当に 17年要するに 東日本大震災までは普通に生活されていた方がとても罪悪感を持ってしまわれた方。